2008年11月09日

佐賀県佐賀市西与賀町で鯉は釣れるの? に応えて

アクセス解析をしたら、タイトルのような検索ワードがあった。
検索ロボットが当館のブログを紹介してくれたわけなのだが・・・。
そんな記事、なかなかないだろ〜。
ロボット君、強引なのか困り果てたのか・・・。

何処の、どのような年齢の方のアクセスなのか非常に興味深い。
インターネットの面白い所だ。
小学生の男の子だろうか?などと想像している。
であれば、応えねばなるまい。


さて、佐賀県佐賀市西与賀町といってもかなり広い。

周辺の地図

地図にある川は、本庄江川。昭和40年頃まで、舟と板を組み合わせた“渡し”があったそうです。戦国時代には、バルーン大会が開催される嘉瀬川の本流だったともいわれています。
上流3km位のところにある深町水門まで2m前後の潮の満ち干の影響があります。ですから、実際に釣る場合は有明海のタイドグラフ(潮時表)を見て出かける方がいい。
大潮の時はゴミが多くて釣りにならないかも知れません。
近くに住んでいるのなら、チャリンコで下見をするのが賢明。

おなかが空いたら、高橋でモチを買うのもいいでしょう。
高橋は明治時代まで 「一(市)は高橋、二(荷)は牛津」と唄われ、本庄江の終点の船着場として大いに賑わったそうです。
船の帆柱が当たらないように、橋げたを高く持ち上げた橋が作られ、それが地名ともなったようです。
再現された橋が今はあります。
この橋は「長崎街道」にあります。川の東方に「六座町」。
銀座・金座?などと同様、六つの職業の人たちがすんでいた町だそうです。

釣りから大いに逸れてしまいました。
先ず“鯉を手にする”ことを考えればこの川をお勧めしますが、“釣りをする楽しさ”を選ぶなら、川の東にあるクリークだと思います。
またわき道に逸れますが、先日「掘り」と「クリーク」は違うとおっしゃる方にお目にかかりました。
佐賀でいう「掘り」(ホイ)は「クリーク」とは違うような気がします。
圃場整備に伴い、直線化・画一化されたそれは文字とおり
「チャネル」(チャンネル)=「連絡水路」と呼ぶのが相応しいかも知れません。
西与賀にある大半は「チャネル」です。鯉釣りの経験が豊富であれば分かるかと思いますが、非常にポイントが絞りにくいのです。
それにこれから水温が下がって来て、回遊範囲も狭くなり“たまたま”が期待できなくなります。近くに住んでいるのだったら、来年の春に備えて「掘り」らしい場所を探しておくのがいいと思います。

鯉は間違いなくいます。佐賀大学構内の川には春から初秋にかけて沢山上ってきます。その川が何処につながっているか調べておくのも「賢いアプローチ」です。

最後に、どうしても釣った鯉を池で飼いたいと思っているのでしたら、八田江川の鯉は先ず真水では飼えません。塩分濃度の関係です。浸透圧・モル濃度などを調べて見てください。
体内に真水がどんどん入って来て、死んでしまいます。
方法がないわけではないのですが・・・。
蓮池公園・本庄江川のは大丈夫です。

佐賀市中心市街地の川に春から夏にかけてやって来る鯉の大部分は八田江川と蓮池公園そばを流れる佐賀江川のものと思います。
少しずつ少しずつ、体を慣らしながら産卵にやってくるのでしょうね。
やっとたどり着いたのに、川が汚くて可哀想な気がします。

松原川にも80尾ほどの鯉がいます。
水深が50cm位しかないここで、越冬するのは大変だと思います。
気温低下の影響をまともに受けてしまうのです。
せめて、80cmの水深がどこかにあればいいのですが・・・。
最下流の派出所のそばで、枯葉、コンビニ袋などの陰でじっと耐える厳しい季節が彼らにやって来ます。



急に書き出したものだから、写真もありません。
怠惰にブログに今夜もおつきあい下さり有り難うございます。



<ゆっつら〜と館 T>

 



参考資料


深川 保 著  佐賀市建築部管理課発行 佐賀市の川と橋
posted by スタッフ at 01:04 | Comment(2) | TrackBack(0) | 生き物・環境
この記事へのコメント
コメント有難うございます。返答が遅くなってすみません。
おいくつ位の方なのだろうと想像しながら〜。

海水あるいは淡水に棲む生き物は等しく「水」中でいきているわけですが、塩分などの有る無しが彼らの生活に大きく関係していると思います。
「浸透圧」と言う言葉をご存じでしょうか?
水分などはこの浸透圧が低いほうから高い方へと移動するようです。
例えば、海水は真水より「浸透圧が高い」などと表現されるようです。このことから、海水魚は体の中の水分が低下しないように海水を飲んで(?)調節している、逆に淡水魚は尿などとして体に入ってきた水分を排出しているようです。最近では山中で海水魚を飼育する技術も用いられているようですね。
ウナギ、サケマスなどはこの浸透圧の調節ができるので淡水、海水でも生活できるようです。
佐賀市におけるコイも4月まで頃までは相当下流の塩辛さを感じられる所でも採集できた経験があります。そこで採集したコイはいきなり淡水で飼えませんでした。佐賀市の中心市街地にも沢山のコイが毎年やってきますが、それらは少しずつ「体をならしながら」上ってくるのでしょうね。「生物の浸透圧調整」などの語句で検索してみられれば良いかと思います。では。
Posted by ゆっつら〜と館 T at 2011年10月07日 03:16
淡水魚の鯉がなぜ真水で飼えないのですか?鯉って塩分濃度が高くても生きていけるのですか?
Posted by のびのび at 2011年05月07日 00:44
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