2015年10月28日

10月26日にゆっつらーと館において、宮崎県新富町から研修視察のため10名の方が来館されました。ゆっつらーと館館長からはゆっつらーと館の業務概要から活動等の説明がありました。その際、視察者からは町の地域活性化の参考にしたく多くの質問等があり、活発な意見交換会となりました。



(新富町からの視察).gif
posted by スタッフ at 10:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ投稿!

2011年12月11日

もう日付が変わってしまったが、昨夜は皆既月食だったらしい。

午後9時45分から一部が欠け始め、同11時6分から11時58分まで皆既月食となった。その後の部分月食は11日午前1時18分に終了。好天の太平洋側などで観測された。
月食は太陽と地球、月が一直線に並び、月が地球の影に入る現象。皆既月食の場合でも、太陽光が地球を取り巻く大気で屈折し、月面にわずかに届くため、赤銅色に見えた。
日本全国で皆既月食が始めから終わりまで起きたのは2000年7月16日以来。次に好条件が整うのは18年1月31日


らしいのだが、あいにく雲が沢山押し寄せて、撮影できたのは午後10時から午前0時までの間に20分もあっただろうか。 

IMGP5355.JPG

9時頃から準備を始めた。
未だ満月だったが既に雲行きは怪しかった。

機材はペンタックスK200Dに300mmのレンズ。35mm換算で450mm相当。少々心細い。
パナソニックGH-1にFD800mm。35mm換算1600mm。
こちらは、どうなるのか予測がつかない。
露出はF8の30秒位と考えた。
三脚にセットし始めた時はもっと怪しくなっていた。
空模様ばかりか当方も!
手は冷たいし、三脚はその上重い。レンズの台座にネジが上手く入らない、締まらない、暗い。ケーマツルッ。怪しさが充満する。

やっと2基セットし終える頃、部分月食が始まった。
重い、冷たいに耐えながら800mmを月に向ける、何度も向ける。
ファインダーに入って来ない。三脚を一番低くして寝転がって月を探す。ダメだ、腹筋が痙攣している。枕になりそうなものを探す。
あった。しかし月が無い。月は雲の中だ。

苦心惨憺してペンタでようやく撮ったのが、この一枚だ。

甘い誘いも絶ち、「Lunar Eclipse」。彼方からの愁波に酔った。
昨夜は皆既月食だったらしい。




<ゆっつら〜と館 T>
posted by スタッフ at 06:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ投稿!

2009年11月30日

PB300166c.jpg
午後4時頃、館から西方玉屋方面の様子
アーケードが撤去され工事は進行んでいる。
季節の移ろいの速さを今更ながらに想う。

「思えばいと疾し〜♪」仰げば尊しの一節だ。
異論も当然あるだろうが、学ぶこと、授けられることへの感謝、真摯な姿勢こそ学ぶべきではなかったかと人生黄昏て思う。



<ゆっつら〜と館 T>
posted by スタッフ at 15:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ投稿!

2009年08月25日

 「リセッショニスタ」(Recessionista)という言葉をご存知だろうか?
ファッションに敏感な人」を意味する「ファッショニスタ」(fashionista)をもじった言葉で、英語の「Recession(景気後退)」と引っかけた造語のようだ。僕自身は「東京カワイイTV」なるNHKの番組で知った。

番組の中で、若者たちは安い、或いは母親が着た衣類に、アップリケ(?)やリボン、はたまた他の服から切り取ったフリルなどを縫い合わせたりして自分だけのオリジナルを作って楽しんでいた。
不景気に流されず、自分のスタイルで、上手に買い物を楽しむ人といった意味もあるのかも知れない。
若くもなく、おしゃれでもない僕に、880円という価格は囁いた。
「これで、ホワイトジーンズを作ったら。」迷いは無かった。
(言うほどのリスクは無いかな)
 


IMGP5670.JPG
用意したもの
1500mlの漂白液3本・ゴム手袋・7.5リットルのポリバケツ・2本目の
880円ジーンズ

*近所のジャスコではかなり売れているのか、売れ筋と思われるW79・L78サイズには、フロントボタン、リベットが刻印のない平板な物を使用した商品しかなかった。
最初に買ったものには、2980円ジーンズの物と同じと思うわれるパーツがつ使われているが〜。価格設定にひずみが出たか。
「これではあまりにチープ!」と思い止む無くW81を購入。


IMGP5671.JPG
ゴム手袋をして漂白液にジーンズ投入。
原液がかかって足がヒリヒリ。写真は5分後の様子。フムフム!


IMGP5672.JPG
ジーンズが浮いてくるので時々押さえる。
写真は15分後。色ムラなし!ヨシヨシ。すごいぞ漂白液!




 それから1時間後 思わぬ展開

順調な脱色ぶりに感心して、好き勝手に伸び放題の藤のツルを剪定したり庭の砂を掃いたりしていたのがいけなかった。
それ以前に漂白液の使用説明を良く読まず、ネットで仕入れた情報を鵜呑み、いや他人のせいにしてはいけない、諸々を考慮しつつ事を進めるという慎重さが欠落している己を責めるしかない事態に。


IMGP5676.JPG
作業開始から約1時間半後、ポケット等の縫い糸が白くならないのは承知。純白とは行かないものの「それ相応の色になった。」とほくそ笑みながらバケツから取り出し、絞ったら変な音がした。
2cm程のかぎ裂状に破れた!生地まで侵されていた。
洗濯したらこの有様。ダメージジーンズの出来上がり。


IMGP5674.JPG
この写真は後ろの様子
ショートにすればいいと高をくくる。


IMGP5675.JPG

落胆しつつはいて腰掛けたら、この有様。暗澹と教訓を一時に得る。

無駄を愉しむ事が「Recession(景気後退)」を緩和するのだろうか。





関連記事

イオン880円ジーンズの詳細



先の記事で「少し薄手〜。」と書きましたが、今回の結末は生地に起因するものではなく、作業者の粗忽・傲慢に因るものです。
失地を回復すべく計画しています。



今夜も長らくおつきあい下さり有難うございます。





<ゆっつら〜と館 T>
posted by スタッフ at 02:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ投稿!

2009年08月21日

イオンは、プライベートブランド(PB)「トップバリュ」から“880円ジーンズ”を8月14日(金)より全国のジャスコ、サティ、ポスフールなどグループ店舗で販売を開始した。
イオンが行ったアンケート調査によると、男性の6割がジーンズを選ぶときのポイントとして『価格が手頃であること』を挙げている。
そこでイオンは、「安心の品質と驚きの低価格」をキーワードに商品開発を行い、生地の一括発注や工場の閑散期での生産のほか、自社物流網など独自のインフラを活用することにより、大幅なコストダウンを実現したと発表している。


g1.jpg

同じウエストサイズでも、股下の長さは66〜85cm(81〜のみ4cm、他は3cm刻み)の7サイズ。
ウエストは73〜97cmまで3cm刻みの9サイズあり、7×9=合計63サイズとなる。
ストレートレギュラー(色はネイビー)、ストレートリラックス(色はブルー)のシルエット2種を加算すると126の選択肢。
買ってすぐにはくことも可能かも知れない。これが魅力だ。 
これ位低価格のものを買って、裾上げに300円前後の料金を支払うことに疑問を感じない人は少ないだろう。

上の写真はレギュラーストレート。製品の色はもっと濃い。
  レギュラーリラックスはゆったり目。
  双方とも股上は浅からず、深からず。
  リーバイスの501と比べると膝の辺りが少し細いように思われる。
  W79×L78の裾幅は19.5cm。


g5.jpg g6.jpg
左写真:ウエスト・股下のサイズを示すシール 
右写真:綿85%・ポリエステル15%、中国製などを示すタグ。
少し薄めに感じる生地だが、生地の重さの表示はない。


g3.jpg g4.JPG
左写真:脚部外側の処理は一般的 右写真:内側の処理は少し簡略化されている。

g2.jpg g8.jpg
ベルトループは5本。ブランドを表わす“パッチ”、ポケットのステッチはない。シルエット・色のバリエーションの絞込みと細部の簡略化で低価格を実現しているのだろう。
もっとも、ポケットのステッチは内側の布を補強する為のものであり今日では形骸化している。わざわざここに凝って「商標侵害訴訟」を起されることもないだろう。


g9.jpg g10.jpg
かつてはタロン、スコービルなどが有り難がられたパーツ。
ファスナーは“世界のYKK”。
フロントボタン、リベットも必要にして充分か。




昔、ジーパンは「shrink to fit」(縮めてフィットさせる)ではくだった。
売り場で「洗濯で縮みませんか?」と尋ねたところ
「今のところそのような声はうかがっていません。」とのことだった。
僕の足が少し長くなったようだ。

レディースは、ウエスト 61cmから76cmまでの6サイズ。
  股下 72cmと76cmの2サイズ。シルエット :ブーツカット。
  カラーはネイビーとブルーの2種類。
  バリエーション =6×2×2の24通り。
 




参考資料


リーバイスの商標権侵害訴訟

ジーンズのコーディネイト

イオンの880円ジーンズを脱色する




今夜も長らくおつき合い下さり有難うございます。


<ゆっつら〜と館 T>
posted by スタッフ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ投稿!

2009年08月01日

7月29日 商店街活性化イベントVol.2 Beer YEBISU Party 7/29が白山商店街で開催されました。
1000円のチケットで会場だけでなく、参加店約20店で生ビール、食事ができるとあり界隈は久しぶりに多くの人で賑わいました。


P7290147.JPG P7290152.JPG

P7290155.JPG P7290156.JPG

P7290163.JPG P7290179.JPG


思わぬ写真に出会う

アルコールが飲めないので、会場すぐ傍のトネリコ・カフェで食事をすることにしました。チケット2/3枚でカツカレーを頂きました。

P7290171.JPG P7290176.JPG

久しぶりの“喫茶店” 僕らの世代にとっては懐かしい空間
壁には、孫さんと仰る在佐の中国人の方が撮られた写真が架けられていました。テーマは中国少数民族のようです。

中国には多くの少数民族があり、昨今の事件の背景となっているのはご存知のとおりです。
マスターの話によると、孫さん自身は“漢民族”だが、青海チベット鉄道の開通を典型とする影響で、少数民族の風習が失われつつあると感じておられるようです。

ここでその作品をお見せすることは出来ませんが、それには私たち日本人もかつて身にまとった伝統、風習のようなものが色濃く焼き付けられていました。





<ゆっつら〜と館 T>
posted by スタッフ at 01:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ投稿!

2009年04月13日


CANYMEQE.gif2009-1.gif21224kachi2.gif

佐賀大学は、公開講座2009年度の受講生を募集しています。「語学」「教養文化」「生活環境」「技術」「医療健康」「地域課題」の6分野です。

お申し込み方法


はがき、お電話、メール等にて、「お名前」、「ご住所」「連絡先」「受講希望講座名」をおしらせください。

受付後、受講料をお支払い願います。受講料は、現金書留で送付していただくか、佐賀大学経理調達課収入窓口にご持参ください。また、講座開講日初日にお支払いいただいても結構です。

お申し込み後、お支払いいただいた受講料は、受講をキャンセルされても返環することが出来ませんので、ご注意ねがいます。


[お申し込み・お問い合わせ]

国立大学法人佐賀大学総務部総務課
〒840-8502 佐賀市本庄町1番地 
TEL 0952-28-8113 FAX 0952-28-8118
E-mail soumux3@mail.admin.saga-u.ac.jp

公開講座の情報は 
http://www.saga-u.ac.jp/somu/kokai.html をご覧ください。
posted by スタッフ at 12:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ投稿!

2009年04月08日

2009年03月15日

晴れとは言え、冬に逆もどりしたような寒さの3月14日(土)佐賀ん町を賑やかにする人たちと町の様子をスナップ!と例によって「寄り道」

656広場

_IGP5518.JPG
小中学生を対象とした塾、町なかの清掃活動、イベント実施など多面的な活動を行っている「まちづくり広場ばるん」のスタッフです。
二人は、わが館のマスコットにしたい位にかわいい佐大生です。
後ろにあるのは、ペットボトルのキャップで作ったパネル「みんなのふるさと 656広場」。「656」は「ムツゴロウ」と読んで下さい。


恵比須像その数おそらく日本一
_IGP5520.JPG _IGP5516.JPG
福岡からこられたお二人は「恵比須さんが沢山、いろいろあるんですね」と関心しきり!
そりゃそうです、約90分のコースを歩くと、50体近い恵比須さんに会えるんだから。2分に1体ですよ!
こりゃひょっとすると本当に「日本一」かも知れない。
「探偵Nスクープ」に調査を依頼するか?

右の写真は各所を案内しているところです。
左は、恵比須さんの説明をするN原エビスガイドと恵比須の写真、冊子、グッズなどを展示・販売している松やギャラリーにて。


恵比須ガイド受付中
3月22日(日)までの土・日・祝日 11:00・14:00スタート
各コース所要時間 60〜120分 
ガイド料金 お一人様1000円(税込み 保険・恵比須グッズ付)
詳しいお問い合わせ先
事前予約 TEL 0952-40-7106(佐賀市役所商工観光課)
*当日および平日受付 TEL 090-7296-6021(山内)



えびすめ会
_IGP5510.JPG
えびすめ会は商店婦人?が運営する“おもてなし”の会。
今年もお汁粉が旨かった。
右から「シゲちゃん」「オーヤさん」「カズちゃん」


菓子屋横丁
_IGP5513.JPG _IGP5515.JPG
656広場南の旧銀行 恵比須ギャラリーでは佐賀の銘菓を販売中。製作実演もやっていいます。館内は甘い匂いでいっぱい。

_IGP5509.JPG
手づくりの小物を販売する露店も賑わっています。

くじらのしっぽ
_IGP5519.JPG
ピザなどライトフードを移動販売?するこの方も出現。
バルーン会場でここの味を体験した人も多いことだろう。

        



寄り道 願正寺

_IGP5507.JPG
咲き誇るコブシ
656広場北約200m アーケードを抜けたところにある願正寺。
関ケ原合戦に西軍として参戦した佐賀初代藩主・鍋島勝茂は敗北、進退に窮した。この時、西本願寺の准如上人が中を取持って佐賀藩は事なきを得た。
その恩に報いるために創建されたのがこの寺とされている。


_IGP5508.JPG大石 良英の墓所

願正寺の参道右手の標柱

佐賀県立病院好生館のHPによると、1830年 鍋島直正が第10代藩主となり藩政改革に着手する頃の人物で、シーボルトの鳴滝塾に楢林宗建、伊東玄朴、大庭雪斎らとともに学んだとの記述があり、1844年、直正の侍医となり、直正公の子淳一郎(後の直大)に種痘したとある。
(雪斎については異説あり)

種痘とは痘瘡の予防接種のことで、天然痘にかからない、もしくはかかっても軽い症状ですむように、牛から採った痘瘡を予防接種するもの。

杉谷昭 著:鍋島閑叟 には嘉永二年(1849)冬から同三年春にかけて盛んに「植疱瘡」(うえほうそう)が領民に対して行われたと記されている。
福岡藩とともに長崎警備の任を負い、大砲鋳造を学ぶ必要から蘭学(オランダ)が奨励され、その後英語へと転進し(陸軍の退却を意味しない)やがて相良知安がドイツ医学を導入。日本医学の先駆けとなる。ダイナミックな時代である。
相良知安の墓も佐賀市内にある。
最近関心を持ち出した事柄を記した次第。諸々容赦願いたい。





今夜の寄り道は
灯りを持たずとんでもない道に踏み入ってしまいました。
長らくおつきあい下さりありがとうございます


<ゆっつら〜と館 T>


posted by スタッフ at 00:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ投稿!

2009年03月13日

中里逢庵 さん死去

_IGP5469.JPG
唐津焼きの陶芸家で十三代中里太郎右衛門、日本芸術院会員の中里逢庵(なかざと・ほうあん)さんが亡くなった、85才。

_IGP5495.JPG
佐賀座ギャラリーには献花・記帳台が設けられている

恵比須ギャラリー
_IGP5470.JPG

_IGP5471.JPG

_IGP5474.JPG
お菓子の製作実演販売も行われている

_IGP5478.JPG

佐嘉神社
_IGP5481.JPG
境内の白砂が雨に踊る。
にわとりが、しきりに目をしばたいて雨宿りをしていた。


徴古館
_IGP5482.JPG

松原川
_IGP5483.JPG

_IGP5485.JPG

肥前張り子
_IGP5487.JPG

_IGP5490.JPG
巨星墜つ 万葉を打ち 千枝を濡らす雨が降る
そのように、そのように雨が降る

一気に増水した松原川。
もうじき筑後川から鯉たちがさがん街にやってくる。


<ゆっつら〜と館 T>
posted by スタッフ at 13:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ投稿!