3月6日(金) 当館で「呉元松の会」の会合が行われました。
当会は町の活性化を目指す呉服町、元町、松原町の商店主で構成されており、この日の会合で2つの活動方針が決められた。
1.個店が配布しているチラシに各会員の店舗の情報も掲載する。
2.宅配をおこなう商店は、お届け等で家庭を訪ねた際には、会員全
体がもつ商品・サービスの紹介を通し“ご用聞き”として「お困
りごと解消」の窓口となる。
チラシに関しては、配布を商店主自身が行うことで消費者のニーズを受け取りやすくしている点に期待がかかる。
数年前あるスーパーが閉店した。
周辺に居住される方々に日常の買い物について聞いてみた。
「家内が車の運転ができないので、私がついて行かなくてはならないんですよ。」
「ちょっとした買い物ができなくなって困っている。」
等の答えが年配の方に多かった。
具体的に、“気の利いたご用聞き”の復活を望む声もあった。
中心市街地における高齢者の生活サポートを考える上でも、「お困りごと解消」は必要とされるがゆえに効果的な対応ではあるが、「訪問」→「聞き取り」→「提案」は、業種においてはかつても経験し得なかった消費者へのアプローチであろう。
会全体が持つ各種商品・サービスを熟知し、専門店による「お困りごとを解消」へとつなげる「連携」も容易ではないだろう。
クリアすべき問題は少なくはないが、適者の生存、必要とされる者のみが存在を許される現状を想えば
問題の多少を論じる時ではない。
若手会員の一人は
「一店一店、一人ひとりが町のセールスマンとなって、町全体を紹介紹介し、消費者の要望も聞き、それに応え続ければ、町は活気の輪を広げるでしょう。」と言った。
呉元松の会が、消費者の困ったを解消する機能と機動力を併せ持つ持つ、強い絆で結ばれた商店の集まりになればと思う。
それによって我々消費者は、“箱の中にある”一定の品質を約束する商品買うこと以上の満足を、得られるようになるかも知れない。
<ゆっつら〜と館 T>
最近の館内の様子(11/6〜11/12) by おい坪田薫警視 (08/17)
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