2007年09月18日

古い町屋が再生した熊本市の上乃裏通り商店街を視察

8月末、STSの田中さんと熊本市のサンワ工務店の山野潤一さんを尋ねました。山野さんは15年位前から、上乃裏通り一帯の空き屋となった古い町屋を独自で修復し、若いテナントに斡旋、支援されてきた方で、現在ではその数は70軒にも及んでいます。1時間程度お話を聞いたあと、山野さんの案内で、手がけられた上乃裏通り一帯の町屋を見て回りました。写真はレストランとして再生した「壱之倉庫」です。

壱之倉庫の外部

壱之倉庫の内部
posted by スタッフ at 05:42 | Comment(3) | TrackBack(0) | 館長からの報告
この記事へのコメント
早速、お二人からのコメント有難うございます。
「古さ」と「新しさ」、どちらもまちづくりには欠かせない要素ですよね。両者をどう調和させていくか、これがそれぞれのまちづくりの腕のみせどころでしょうか。「新しく古くなる」、いい表現ですね。山野さんとはこれからも交流を深めていきたいと思っています。
Posted by at 2007年09月19日 07:22
山野さんの講演会を市役所・まちづくり課のお勧めで勧興公民館で聞いたことがあります。 その後上乃裏通りや壱之倉庫なども見ました。 上通りの裏にあるから上乃裏と名付けられたのでしょう。熊本の商店街はメインの大きな通りにとホゲ(横丁)と裏通りが混在、発達しています。 縦糸と横糸が複雑に絡み合って織りなすもの。 一見古臭い物が、若い人にとって新しい、お年寄りには懐かしい、ミスマッチの意外性・驚き・感動・和み・人間臭・生活臭。中庭・裏庭・縁側なども奇妙に新しさを感じますね。郊外と中心部の対比から考察してコンパクトシティーと上乃裏通りを教えてもらってありがとうございました。 ゆっつ スタッフ様
Posted by at 2007年09月18日 13:05
数日前、個人宅、チョイ古のマンションの再生を手がける九州人の紹介を「ビジネス未来人」でやっていました。
その人物いわく、経てきた時の上に新たな価値を付加するのだと。

建物は所有者だけの物ではなく、コミュニティの財産だと。
「新しく古くなる」気になる言葉です。
Posted by ちょっと怪しい探検隊 at 2007年09月18日 06:06
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