消防署(?)を訪ねた。
動機が非常に希薄で曖昧と受け取られるかも知れないが、4月始めに、館から100mも離れていない所で火事があり、12月に入り救急車のサイレンを頻繁に聞くようになったせいもある。
4月 アーケード内で火事
恵比須ギャラリー前、佐賀座のすぐ南
佐賀広域消防局は平成12年4月に発足、佐賀市、多久市、小城市で構成されている。
*火災・救急の主な出火原因の「火入れ」は野焼き、主な事故種別の「転院搬送」は病院から病院への搬送。
司令室
ここに設置されている「消防緊急通信指令システム」が管内の119番通報を一本に集中化すると共に、発信地表示装置による災害現場の位置確認〜出動部隊の要請〜出動指令をコンピュータ制御で自動化を可能にした。
正面は消防車、救急車の現在の状況、気象情報、災害発生件数を24時間表示する車両運用表示盤
左手の機器は自動出動指定装置、右手は地図検索装置
通報を受けた係官は、災害の種類、容態などを聞き取り出動指令を出す。
災害地などの位置は、固定電話からの通報であれば自動的に地図検索装置に表示されるが、携帯、IP電話からの通報では手動入力して表示させる。
出動指令と共に指令情報が消防車、救急車に伝送される。
車両にはカーナビ、車両動態位置管理システム(AVM)が装備されている。
AVMシステムとは、車両に取り付けた発信機からの電波を受信して、運行管理センターが運行中の車両の位置や状況を管理するシステムのこと。カーナビなどに使われるGPS技術を応用し、運行管理センター内のパソコン画面で運行状況を管理する仕組み。
市別火災発生状況.pdf
月別原因別火災発生状況.pdf
月別用途別火災発生状況.pdf
曜日別火災発生状況.pdf
平成19年中における救急出場件数は10,902件(前年10,296件)、搬送人員は10,254人(前年9,813人)で、前年に比べ出場件数が606件増加、搬送人員は441人増加となっています。
1日の平均では約30回の救急出動があり、その中で約28人を医療機関へ搬送したことになります。
これを管内住民の利用率に換算すると、1年間で住民28人に1人が救急車を要請され、30人に1人が搬送されたことになります。事故種別でみると、「急病」が5,627件で全体の51.6%を占め、次いで「転院搬送」1,721件(15.8%)、「交通事故」1,497件(13.7%)、「一般負傷」1,343件(12.3%)となります。
前年より増加した種別は「急病 418件増加」、「転院搬送49件増加」、「一般負傷 126件増加」ですが、「交通事故」は20件の減少となっています。
医療機関へ搬送された方の傷病程度は、中等症が4,229人(41.2%)で最も多く、次いで軽症が4,155人(40.5%)、重症が1,693人(16.5%)となっています。
曜日別では、月曜日が1,770件(16.2%)で最も多く、次いで火曜日の1,555件(14.3%)、金曜日の1,552件(14.2%)となっています。
管内の救急出動件数は、年々増加傾向です。その誘引として災害の複雑多様化、高齢化社会や核家族化の進展なども考えられます。緊急な傷病者に対し、救急隊の到着が遅れることのないよう救急車の適正利用について、今以上に住民の理解を得るために啓発が必要と考えられます。
月別救急出場件数・搬送人員.pdf
曜日別出場件数.pdf
事故種別救急出場件数・搬送人員.pdf
救急活動講習会の様子を見せてもらった。
通報を受け、隊員が駆けつけたシーンだ。
家族役の女性の佐賀弁が生々しかった
救急車に収容したシチュエーション
病院に電話を入れた隊員は容態、脈拍、瞳孔の様子を知らせる。
数件の病院に受容を打診するが・・・。
最初に断られた病院に再度粘り強く受け容れを要請する隊員。
最初の「消防局の管内一目統計」を見ていただくと、管内の人口304,422人に対して、救急車が14台であることが分かる。
司令室を取材中にも3件救急車の出動を要請する電話が入った。
中には「?」な救急もあるようだ。
本人、ご家族にとっては一大事であるかも知れない。
しかしながら、救急出場の増加は全国的な問題であるようだ。
その解決の一策として、「有料化」、一般的には災害時の治療や搬送優先順位の決定に関わる「トリアージ」の導入が各地で検討されている。関心のある方は下にリンクを張っておきます。
リンクだらけの読みにくいものになってしまいました。皆様で数字を読み取っていただければ幸いです。
今夜も長らくお付き合い下さり有難うございます。
増える救急車出動/有料化は必要か
救急搬送トリアージの試行について
佐賀広域消防局のホームページ(ページ中「消防年報」をクリック)
師走のさがん街 佐賀市佐賀消防団
佐賀市消防団 久保泉分団の訓練
動機が非常に希薄で曖昧と受け取られるかも知れないが、4月始めに、館から100mも離れていない所で火事があり、12月に入り救急車のサイレンを頻繁に聞くようになったせいもある。
4月 アーケード内で火事
恵比須ギャラリー前、佐賀座のすぐ南
佐賀広域消防局は平成12年4月に発足、佐賀市、多久市、小城市で構成されている。
参考資料 佐賀広域消防局のホームページからの抜粋
消防局の管内一目統計.pdf
*火災・救急の主な出火原因の「火入れ」は野焼き、主な事故種別の「転院搬送」は病院から病院への搬送。
司令室
ここに設置されている「消防緊急通信指令システム」が管内の119番通報を一本に集中化すると共に、発信地表示装置による災害現場の位置確認〜出動部隊の要請〜出動指令をコンピュータ制御で自動化を可能にした。
正面は消防車、救急車の現在の状況、気象情報、災害発生件数を24時間表示する車両運用表示盤
左手の機器は自動出動指定装置、右手は地図検索装置
通報を受けた係官は、災害の種類、容態などを聞き取り出動指令を出す。
災害地などの位置は、固定電話からの通報であれば自動的に地図検索装置に表示されるが、携帯、IP電話からの通報では手動入力して表示させる。
出動指令と共に指令情報が消防車、救急車に伝送される。
車両にはカーナビ、車両動態位置管理システム(AVM)が装備されている。
AVMシステムとは、車両に取り付けた発信機からの電波を受信して、運行管理センターが運行中の車両の位置や状況を管理するシステムのこと。カーナビなどに使われるGPS技術を応用し、運行管理センター内のパソコン画面で運行状況を管理する仕組み。
参考資料 佐賀広域消防局のホームページからの抜粋
市別火災発生状況.pdf
月別原因別火災発生状況.pdf
月別用途別火災発生状況.pdf
曜日別火災発生状況.pdf
平成19年中の救急活動状況
佐賀広域消防局のホームページからの抜粋
平成19年中における救急出場件数は10,902件(前年10,296件)、搬送人員は10,254人(前年9,813人)で、前年に比べ出場件数が606件増加、搬送人員は441人増加となっています。
1日の平均では約30回の救急出動があり、その中で約28人を医療機関へ搬送したことになります。
これを管内住民の利用率に換算すると、1年間で住民28人に1人が救急車を要請され、30人に1人が搬送されたことになります。事故種別でみると、「急病」が5,627件で全体の51.6%を占め、次いで「転院搬送」1,721件(15.8%)、「交通事故」1,497件(13.7%)、「一般負傷」1,343件(12.3%)となります。
前年より増加した種別は「急病 418件増加」、「転院搬送49件増加」、「一般負傷 126件増加」ですが、「交通事故」は20件の減少となっています。
医療機関へ搬送された方の傷病程度は、中等症が4,229人(41.2%)で最も多く、次いで軽症が4,155人(40.5%)、重症が1,693人(16.5%)となっています。
曜日別では、月曜日が1,770件(16.2%)で最も多く、次いで火曜日の1,555件(14.3%)、金曜日の1,552件(14.2%)となっています。
管内の救急出動件数は、年々増加傾向です。その誘引として災害の複雑多様化、高齢化社会や核家族化の進展なども考えられます。緊急な傷病者に対し、救急隊の到着が遅れることのないよう救急車の適正利用について、今以上に住民の理解を得るために啓発が必要と考えられます。
月別救急出場件数・搬送人員.pdf
曜日別出場件数.pdf
事故種別救急出場件数・搬送人員.pdf
救急活動講習会の様子を見せてもらった。
通報を受け、隊員が駆けつけたシーンだ。
家族役の女性の佐賀弁が生々しかった
救急車に収容したシチュエーション
病院に電話を入れた隊員は容態、脈拍、瞳孔の様子を知らせる。
数件の病院に受容を打診するが・・・。
最初に断られた病院に再度粘り強く受け容れを要請する隊員。
最初の「消防局の管内一目統計」を見ていただくと、管内の人口304,422人に対して、救急車が14台であることが分かる。
司令室を取材中にも3件救急車の出動を要請する電話が入った。
中には「?」な救急もあるようだ。
本人、ご家族にとっては一大事であるかも知れない。
しかしながら、救急出場の増加は全国的な問題であるようだ。
その解決の一策として、「有料化」、一般的には災害時の治療や搬送優先順位の決定に関わる「トリアージ」の導入が各地で検討されている。関心のある方は下にリンクを張っておきます。
リンクだらけの読みにくいものになってしまいました。皆様で数字を読み取っていただければ幸いです。
今夜も長らくお付き合い下さり有難うございます。
<ゆっつら〜と館 T>
参考リンク
増える救急車出動/有料化は必要か
救急搬送トリアージの試行について
佐賀広域消防局のホームページ(ページ中「消防年報」をクリック)
参考記事
師走のさがん街 佐賀市佐賀消防団
佐賀市消防団 久保泉分団の訓練
最近の館内の様子(11/6〜11/12) by おい坪田薫警視 (08/17)
最近の館内の様子(11/6〜11/12) by おい坪田薫警視 (08/17)
佐賀城下ひなまつり巡り6 ひぜん張り子まつばら工房 by ゆっつら〜と館 T (10/07)
佐賀県佐賀市西与賀町で鯉は釣れるの? に応えて by ゆっつら〜と館 T (10/07)