2008年10月30日

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バルーンの季節がやって来た。
若いうちは寒さも厭わず早朝から見物に行ったものだが、もうその元気はない。カラフルにトキメクより、枯淡に安堵する齢に入ったか。

九州電力はボランティア活動、音楽活動、スポーツ活動、文芸活動、地域振興等のサポートを行っているようだ。
今回紹介する、九州電力若手工芸家国内外派遣研修生9人展(少々長いが)は地域振興サポートの一環として「佐賀を呑む」をテーマに開催中。
9人は、平成8年に創設された上記の派遣制度により、国内はじめアメリカ、ドイツ、中国、韓国、タイなどで研修した経歴を持っている。

「呑む」がいい表現ではないか。
呑舟の魚(どんしゅうの魚)という言葉がある。舟をも飲み込む巨大な魚を言うようだが、気概溢れるテーマだ。
不景気も、跋扈する魑魅も魍魎も、日頃のウサもぐいと一息に呑み干してもらいたいものだ。





sagaの若手陶芸家作品展 佐賀を呑む


会期:平成20年10月29日(水)〜11月3日(日)10:00〜17:00
*最終日のみ14:00まで
会場:佐賀市歴史民俗館 旧古賀家 佐賀市柳町3-15
□□□□□□地図で見る


出展者:岡本作礼 小川洋一 金ヶ江三兵衛(十四代) 溝上良博 □□□□□□梶原靖元 副島孝信 溝上雅人 豊増一雄 吉野敬子

主催:九州電力

お問い合わせ:九州電力(株)佐賀支店 地域・事業支援グループ
TEL:0952-33-1123 


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ここ旧古賀銀行及び周辺でもロケが行われたTVドラマがあった。
「和菓子連続殺人事件」だ。そのロケ地めぐり
「佐賀が舞台のドラマ・・・」を書いた。

ドラマではさすがに巧く切り取っているが、写真撮影をする度に
電線などで興ざめた。

観光戦略を想うと、これは何とかならん物か!



今夜もおつきあい下さり有難うございます。

<ゆっつら〜と館 T>



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2008年10月24日

第19回 ゆっつら〜と街角大学

テーマ:佐賀の食文化
講師:NPO法人食育むすびの会 事務局長 福岡敏子さん
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クリーク農業や二つの異なった海をもつ佐賀県。同じ県内でも食文化は違っています。それぞれの家庭で伝承されてきた郷土料理のルーツがわかる講座です。

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食育むすびの会理事長の福岡 勤さんも参加してくださいました。
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2008年10月23日

平成20年度 奉納相撲のお知らせ

期  日:10月25日(土)13:00より
場  所: 平尾天満神社

場所を地図で見る 

平尾地区では今年も奉納相撲を行います。
参加資格などは特別に定めていないようですが、近年は小学生を主な対象としているようです。もちろん、女の子の参加も歓迎とのこと。飛び入りもOKだそうです。

詳しい内容は奉納相撲2007を御覧下さい。


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最近見つけた昭和17年の写真
この頃は青年による奉納相撲だったようです。
町史によれば、300年ほど前から行われていたようで、明治あるいはそれ以前の「諸興行伺い」?などに記述が見つからないかと思っています。


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今年の担当古賀は川原です。
「古賀?」とは、集落内のより小さな単位と考えています。
先ず土俵の輪郭を整えているところです。傍らでは土俵に埋める綱を編む作業が始まっています。


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土俵の縁を専用に作った道具を用いて叩き固めています。
力あまって道具が壊れる一幕もありました。


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綱編みの作業です。
編むという表現は適切ではないかも知れません。
稲わらをつなげて束ね、それを縄でしばっていきます。
土俵の直径が4.55mですので結構な長さが必要です。因みに
「綯う」(なう)とは、掌などで転がすようにして捻りをいれて縄を作ることを言うのではないかと思います。


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四隅の柱を建てて一段落。
中央の柱は方角的には東北ですが、右手が本部席になるので、ここには「青房」が懸けられます。
ここから時計回りに「赤房」「青房」「黒房」となります。
中国の五行説に起因するものかも知れません。

季節を表わす言葉としても、春は「青」を、夏は「赤(朱)」、秋は「白」冬には「黒(玄)」を冠しています。
青春・白秋は知られたことばです。素人(白ひと?)に対して、玄人(黒ひと)と書き慣わすのはご存知のとおりです。


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子どもたち、来賓に差し上げる餅を作っています。
60kgのもち米を蒸しています。
「平尾の餅相撲」のいわれとなったものです。

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これが最近のモチツキです。
餅が搗きあがったら、左手の板に載せて成型にまわします。


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搗きあがった餅はこの長箱に入れて成型します。

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右手に持っているのは、餅の厚みを図る器具?です。
勿論手づくりです!






「古賀」「綯う」について確証なく、個人の認識に過ぎません。
志津田藤四郎著:佐賀の方言3巻にも該当する記述が見つかりませんでした。教授下されば幸いです。



<ゆっつら〜と館 T>


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2008年10月22日

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深雪アートフラワー

布で作る山野草展   山崎 康子


2008年10月22日(水)〜10月28日(火)
10:00〜17:00(最終日 10:00〜16:00)
恵比須ギャラリー TEL 0952-29-7181

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新作 マンジュシャゲ

別名彼岸花。根には毒性があるといわれている。食べれば“あの世行き”というわけか?

他の作品にも言えることだが、水分を含んでいる植物を、布で創るというのはすごい!
マンジュシャゲについて縁起でもない取り上げ方をしたが、
 
まんじゅしゃげ 抱くほど採れど 母恋し

高浜虚子の歌だったろうか、もの悲しさも連れてくる花である。


<ゆっつら〜と館 T>
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2008年10月17日

第18回 ゆっつら〜と街角大学

テーマ:願正寺をめぐる歴史
講師:願正寺 元住職 熊谷 勝さん
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慶長5年(西暦1600年)創建の歴史ある願正寺。初代藩主鍋島家との関わり、領内への奉仕作業、初の佐賀県議会等々。

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2008年10月10日

第17回 ゆっつら〜と街角大学

テーマ:経済発展と海外労働移動:日本の経験を中心にして
講師:佐賀大学経済学部教授 ラタナーヤカ・ピヤダーサさん
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戦後日本経済はめざましい発展をしてきたが、これから少子高齢化社会を向かえつつ、成長、生産性向上をなす為に外国人労働者の政策、受入状況等は?
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2008年10月03日

第16回 ゆっつら〜と街角大学

テーマ:佐賀仁和加
講師:佐賀ユーモア協会 佐賀仁和加 平尾洋美さん
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田代熊一に始まる佐賀仁和加・・・。その系譜と佐賀の芸能。幕末、佐賀藩士・堤 主禮が著した「雨中の伽」に描かれる庶民の芝居事情。佐賀の戯作者一編舎十九(蒲原大蔵)「伊勢道中不案内記」のことなど。

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馬場儀昭さんによる佐賀仁和加の実演もありました
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2008年10月01日

徴 古 館  8月25日(月)〜10月25日(土)

 秋の名品展−名刀と古文書の世界−

 時間 9:30〜16:00  入館料 300円(小学生以下無料)
 休館日 日・祝日
 連絡先 鍋島報效会  松原2-5-22  TEL 23-4200


ゆっつら〜と館  10月3日(金)10:30〜12:00

 第16回 ゆっつら〜と街角大学

 「佐賀仁和加」
  講師:佐賀ユーモア協会 佐賀仁和加 平尾 洋美

 会員外参加 500円(事前申込不要)
 連絡先 ゆっつら〜と街角大学委員会 呉服元町7-3 TEL 40-8570


佐賀地方・家庭裁判所  10月4日(土)13:00〜16:30

 きて みて 体験! 裁判員

 裁判所を開放して、各種イベントを行ないます
 体験ツアー IN 裁判所・「判決」を一緒に考えよう・シネマ IN 裁判所
 ※要申込 定員あり
 連絡先  佐賀地方・家庭裁判所総務課庶務係  TEL 23-3161


ゆっつら〜と館  10月10日(金)10:30〜12:00

 第17回 ゆっつら〜と街角大学

 「経済発展と海外労働移動:日本の経験を中心にして」
  講師:佐賀大学経済学部教授 ラタナーヤカ・ピヤダーサ

 会員外参加 500円(事前申込不要)
 連絡先 ゆっつら〜と街角大学委員会 呉服元町7-3 TEL 40-8570


徴 古 館  10月10日(金)14:00〜

 秋の名品展−名刀と古文書の世界−
  ギャラリートーク「深堀・松浦山代家文書の世界」
  岩松要輔氏(徴古館館長)

 定員 40名(電話で先着順に受付)  入館料 300円(小学生以下無料)
 連絡先 鍋島報效会  松原2-5-22  TEL 23-4200


佐嘉神社・松原神社  10月10日(金)〜10月12日(日)

 秋祭り 日峯さん

  10日(金) 16:00〜 松原神社秋祭前夜祭
  11日(土) 10:00〜 松原神社秋祭・池坊献華  松根社例祭
         13:00〜 日本礼道小笠原流煎茶献茶祭(佐嘉神社)
         16:00〜 佐嘉神社例祭前夜祭・裏千家献茶
         18:00〜 御神幸祭・みこし御神幸(松原神社)
  12日(日) 10:00〜 佐嘉神社例祭

 毎夜7時からはお祭りナイト 松原川で花火(ナイアガラ)
 お祭りナイト終了後 くじ引き大会・餅まき開催
 くじ引き券発売 14:00〜

連絡先  「秋祭り日峯さん」係  TEL 24-9195

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656広場  10月11日(土)10:00〜12:00

 商店街トリートメント大作戦

 656広場と旧窓乃梅周辺の清掃(毎月第2土曜日開催)
 集合場所:656広場  準備物:軍手
 連絡先 学生まちづくり広場「ばるん」(徳島)TEL 080-3964-2498


佐賀市歴史民俗館  10月12日(日)〜10月13日(月)

 健康な体を保つためのフェアー

 〜食べ物の話と食事〜 10:00〜16:00(13日は15:00まで)
 入場無料  ※健康弁当注文の方は前日迄に電話注文(600円)
 連絡先  元気をたのしもう会(橋本)
        TEL 090-8620-4811(12:00〜20:00)


恵比須ギャラリー  10月16日(木)〜10月21日(火)

 さくら画廊「新作掛軸・絵画展」

 時間  10:00〜18:00 ※最終日は16:00まで
 場所  佐賀銀行旧呉服元町支店
 連絡先  呉服元町8-7  TEL 29-7181


ゆっつら〜と館  10月17日(金)10:30〜12:00

 第18回 ゆっつら〜と街角大学(※当日は願正寺で開催)

 「願正寺をめぐる歴史」
  講師:願正寺 元住職 熊谷  勝

 会員外参加 500円(事前申込不要)
 連絡先 ゆっつら〜と街角大学委員会 呉服元町7-3 TEL 40-8570


恵比須ギャラリー  10月22日(水)〜10月28日(火)

 深雪アートフラワー「山 野 草 展」

 時間  10:00〜17:00 ※最終日は16:00まで
 場所  佐賀銀行旧呉服元町支店
 連絡先  呉服元町8-7  TEL 29-7181


ゆっつら〜と館  10月24日(金)10:30〜12:00

 第19回 ゆっつら〜と街角大学

 「佐賀の食文化」
  講師:NPO法人食育むすびの会 事務局長 福岡 敏子

 会員外参加 500円(事前申込不要)
 連絡先 ゆっつら〜と街角大学委員会 呉服元町7-3 TEL 40-8570
posted by スタッフ at 15:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ投稿!