
11月21日午後7時 今日も寒い中、子どもたちが集まって来た。
お母さんに連れられたこの子は、今日参加した子どもたちの中でも一番幼い。未だ遊びの輪に加われない様子?
蛎久の子どもたちには、雨の日でも騒げるこんないい“舞台”が集落の中心にある。
ここで遊んだり、祭りの練習に加わったりする中で、年長の子どもとも一緒に遊び、周りの大人からも名前も覚えてもらい、そして見守ってもらえる。子どもは育まれるべき宝だ。

女の子が手にしているバトン状の物は「銭太鼓」(ぜにだいこ)。
白い箱の中に入っているのは、
「締太鼓」(しめだいこ)を叩く物のはずなのだが?
舞台の奥では、未だ追いかけっこをしている男の子。

さあ練習だ!
のはずなのだが・・・。後ろでは男の子が未だ何やらやっている。
手にしているのは、締太鼓の撥(バチ)だ!

銭太鼓の内部
竹の中に軸がはめ込まれ、そこに穴のあいた、5円玉のようなものが通されている。これを振ったりして音を出す。

鉦です 重さは約4.8kg

大太鼓
何時作られたか確認できなかったが、かなり昔から受け継がれ続けているものだという代物。
太鼓・笛・舞いの呼吸を合わせるのが難しいようだ。

笛だ!
雅楽で龍笛(りゅうてき)をやっているから分かるが、音を出すことすら難しい!
と言っても、今年始めたばかりだ。
「衣装は良く似合う」と言われるが・・・。
因みに、当地区 浮立保存会の笛は会員の手づくりとのこと。
しかも、地区内に“その竹”があり、「その竹の節間が笛にちょうど良い、今頃切っておく〜」のだと教えてもらった。
「いっちょう作ってみるか!」と思わなくもないが、音がちゃんと出るように成ってからにしよう。
何らの体裁を作るでもなく、楽器までも当たり前に、自らで作る技の伝承に思わず、大きいばかりの我が手を見る。

練習の様子を見せてもらうのは2日目だが、舞いが一様でないのに気がついた。尋ねたところ、
3種類あるそうだ、太鼓を打つ間合い?笛が奏でる内容も然り!

白いスポーツウェアの人が子どもたちに舞いを教えている。
手足の動きが違ったり・・・。
端にいる男の子、両手を広げて「Oh My God !」
練習後に知ったことだが、子どもたちに手ほどきをしている方は
中学時代の同級生のお兄さんだった。
同級の彼は、50歳そこそこで逝ったそうだ。ここで育ったのだ。
「キューピー」と親しみを込めて呼ばれたあだ名と、その柔和な笑顔とを思い出した。

銭太鼓を手に舞う女の子
この頃の子どもは何をやってもかわいい。絶句に値する!

銭太鼓は、振ったり、少し投げ上げたりして音を出すようだ。
おチビさんも後に続いています。

こちらはなんだ〜?
大きい方が「Oh My God!」をやっていた子。
この子らは、どんな少年に、少女に、青年に育ってくれるんだろう。
子どもは宝だ。
当地区 蠣久天満宮総代会のKさんにお目にかかって一週間、写真をお借りして、練習を見せて頂くまでの厚かましさを重ねている。
Kさん始め、こころよく応対して下さる皆様に感謝します。
お読み下さる方々に対して
いたずらな長文より、奉納に向けて元気な人々の姿を見て頂きたいと、画像を少し大きくしました。
了解下さい。
今夜もお付き合い下さり、有難うございます。
<ゆっつら〜と館 T>
蠣久天満宮秋期例大祭実施要領
時:平成20年11月24日(祝) 場所:蠣久天満宮・下宮(植木)
午前8時:御神幸祭(浮立奉納)・参拝
午前9時:下宮祭(植木)
午前11時:例祭(浮立奉納)
場所の地図を見る
シリーズ
佐賀市鍋島町蛎久の浮立 天衝舞
佐賀市鍋島町蛎久の浮立 天衝舞 練習初日
佐賀市鍋島町蛎久の浮立 天衝舞 練習3日目
佐賀市鍋島町蛎久の浮立 天衝舞 前日準備
佐賀市鍋島町蛎久の浮立 天衝舞 当日
最近の館内の様子(11/6〜11/12) by おい坪田薫警視 (08/17)
最近の館内の様子(11/6〜11/12) by おい坪田薫警視 (08/17)
佐賀城下ひなまつり巡り6 ひぜん張り子まつばら工房 by ゆっつら〜と館 T (10/07)
佐賀県佐賀市西与賀町で鯉は釣れるの? に応えて by ゆっつら〜と館 T (10/07)