2007年09月04日

松原川の生き物たち4 トウヨシノボリ

yosinobori.jpg

「〜ヨシノボリ」。しこ名とかリングネームを思わせる名前からして愉快な魚だ。
魚類の撮影はなかなか難しいが、この写真はよく撮れていると内心思っている。
これも、ある所で撮した。こんな所が街なかに在って欲しい。

松原川では昨年9月頃、体長5cmほどのものに出遭えた。
写真のようにムナビレで石に吸い付くようにしていた。
飛び出した目玉、人の存在をまるで意に介さないようにあらぬ方に向けられた視線。「よう〜し。」と意気込んだ。
「街なかの川にハゼの仲間がいる。千載一遇のチャンスだ!」

昂揚した。

ところが、捉まえられない。ピッピッと10数センチ単位で逃げ回るのだ。「何とかして捉まえたい」のだが・・・。
場所は中央通のすぐそば。
頭上に幾つかの好奇の視線が在った。

セケンテーに負けた。

両手に網と何処から見ても青いポリバケツを持ちトボトボと館に帰りながら思った。
誤解は大いに怖れるところではあるが、「ヨシノボリ、まるで女性ではないか!逃げるんなら一気に逃げろよ!」と。
逃がした魚は矢張り、大きい。

消沈した。

ゴリ押しという言葉がある。
ゴリとは四万十川では“チチブ”の幼魚を指すようだったと記憶しているが、一般的にはヨシノボリ類を言い、それらを捕獲する様子から出来たとされる。
意味合いとはかなり異なっており、対象の習性を知り尽くした漁法のようだ。関心のある方は ゴリ漁 を参照されたい。

当方、人生半ば過ぎてゴリの如き思わせぶりに遭遇したことも、ゴリ押しを敢行したこともない。
セケンテーに負け、
蛮勇を発する時期を逸したのやも知れない。
当シリーズもわき道に逸れかかってきた。

自戒せねば。


<ゆっつら〜と館 T>





シリーズ

1.ヤリタナゴ 2.ツチフキ 3.ニゴイ  4.トウヨシノボリ 
5.オオスズメバチ 6.ムクドリ+ことりのさえずり  7.ドバト 
8.スジエビ 9.ミツバチ 10.コゲラ  11.メジロ 
12.松原川の生き物たち号外-1  閉塞・停滞・混濁
13.大きな水槽がほしい  14.松原川の生き物たち号外-2
15.アオサギ 16.松原川の生き物たち号外-3 撮影について
17.シジュウカラ  18.ツグミ
19.松原川の生き物たち号外-4 撮影機材について
20.カチガラス

この記事へのコメント
投稿の依頼ですか?
ちっとも記事に対するコメントになってないじゃないですか「ま」さん。
まあいいや。
埒もないことです。
君の人格を投影して書くが、いいですね。
Posted by t.t at 2007年09月05日 16:55
「よかね!佐賀弁」で今度は投稿して!
第1回目は「なんかかってよかよ」

ある人は哲学とはすぁい{再)出発だと言いました
Posted by at 2007年09月05日 11:48
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