2008年04月21日

松原川の生き物たち号外-4 撮影機材について

penta1a.jpg
新機参入?PENTAX K100D

最近不振だった。
1.どうも画像がはっきりしない。
2.度々画像が傾く。

新しい機材を導入した。PENTAX K100Dだ。
写真右の*istDSと外見は殆ど変わらないが2年後に発表されたこれには手振れ防止(カメラのブレ)機構が備わっている。
その効果はシャッター速度2〜3段分はありそうだ。
これでブレた写真は無くなる。はずだ。


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画像の傾きへの対策

デジタルプレビューがある。
これにより、撮影記録する前にカメラ背面のモニターでその写り方を確認することができる。

やり方は簡単で、シャッターを押す代わりにシャッターボタンの基部にあるレバーを操作するだけだ。

フィルムカメラ全盛の頃、「ポラパック」というのがあった。
プロはこのポラロイドパックをカメラの背面につけて撮影し、ポラロイド写真で光の回り方、影の出来方を確認してから、ようやくフィルムでの撮影始めるのだった。
ストロボを使用する撮影の際不可欠の作業・儀式でもあった。


penta4a.jpg
いきなり、窓際・老兵待遇・解雇・とはならない*istDS

手前の銀色のリングは、1975年まで作られていたねじ込み式のレンズを現代のカメラでも使用可能にするアダプターだ。

いくつかの制約はあるが、30数年前のレンズが使えるのは面白い。精密度はじめ数値に置き換えられる描写力はどう考えても現代のレンズに敵うはずはないのだが・・・。
デジタルカメラでこのような楽しみ方が出来るのは、おそらくペンタックスだけではないか?
プロは狙って機材を替える、アマチュアは衒って機材を替える。
曰く、「柔らかな描写だ。」・・・輪郭描写が甘いのでは?
「曖昧にこそ、物の存在の本質がある。」・・・へ〜っ!


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話せば長くなるシンクロターミナル増設

ひな祭りシリーズをやっていた時だ。施設内の照明が控えられていて充分なシャッター速度が得られず、一脚を付けて撮影を行った。
上手くいった。
手応えを感じながら取材を始めようとノートを取り出す手は、股間の中央まさしくそこに保持していたカメラから離れた!時を許さず・・・
一脚もろともカメラはゆっくり倒れ、激しく硬いフローアに打ち付けられた。AF不能。レンズが回らなくなった。

どうも一時に複数のことを関連付けて、シンクロして行えない。
今時は4〜5万円のパソコンですらマルチタスクと称して全く別の処理を実行しているのに。これでも若い頃、あっちの方は複数の難事を同時に処理していたのだが・・・?昔の話だ。
断りを入れて置くが、Hの方ではない!

このような経緯で*istDSはカメラサービス佐賀に。
受け取りの日、T尻ジュニアから修理内容の説明を受けた後、「T−90にシンクロターミナルを増設したのを雑誌で見た〜。」と話すと、彼はあっさり「これですか!」とそれが付けられたトップカバーを取り出した。わが意を得たりである。

上の写真「S」の横が増設なったシンクロターミナルだ。
T−90のパーツなのでキャップも正しくキャノン製をおごっている。

*istDSは内臓ストロボも装備しているが、GN(ガイドナンバー)は11しかない。大光量が必要な時は外付けストロボを用いなければならない。これまではカメラの天辺にあるホットシューにアダプターなるものをかませてそこからシンクロコードを引いていた。
これでスッキリ解決てなもんである。

それで写真がどう変わるもんではないが・・・。
アマチュアは何かにつけ奇を衒うのだ。
「学問に王道なし」・・・。「趣味に横道あり」か?


penta5a.jpg
換骨奪胎? 横道まっしぐら

カメラの上で大輪を広げているのは、鍋の底に広げて使う蒸し器ではなく、「東芝発光器P−3」である。
青い柱頭のようなものは「東芝閃光電球super3Bcolor classM」。
5個入り230円とパッケージにはある。

「閃光時間13ms」とあるから13/1000秒だ。これ位長く発光してくれると、どうなんだろう?いろんなシャッタースピードにシンクロしそうだが。恐くて、勿体無くて試す勇気が無い。
都市宝山で両方合わせて300円弱で漁ってきたのに。
己が狭量が情けない。
 
編集途中でコメントを頂いたが、仰るとおり。
シンクロターミナルといいこれといい、ニヤニヤが止まらない。

*カメラサービス佐賀のT尻ジュニアは、小型のストロボにこれと同様の反射板を強引にくっつけてニヤニヤしているようだ。

ブログも大いに横道に逸れた。今回は容赦願いたい。
なにしろ、ニヤニヤが止まらないのだ。



<ゆっつら〜と館 T>


シリーズ


1.ヤリタナゴ 2.ツチフキ 3.ニゴイ 4.トウヨシノボリ 
5.オオスズメバチ 6.ムクドリ+ことりのさえずり 7.ドバト
8.スジエビ  9.ミツバチ 10.コゲラ 11.メジロ
12.松原川の生き物たち号外-1  閉塞・停滞・混濁
13.大きな水槽が欲しい 14.松原川の生き物たち号外-2
15.アオサギ  16.松原川の生き物たち号外-3 撮影について17.シジュウカラ  18.ツグミ
19.松原川の生き物たち号外-4 撮影機材について
20.カチガラス
posted by スタッフ at 12:21 | Comment(1) | TrackBack(0) | 生き物・環境
この記事へのコメント
フラッシュバルブをつけた最新のデジカメ。
温故知新!
笑っちゃいました(^ー^)
なんだか可愛く感じますね。
ニヤけてきます
Posted by css at 2008年04月21日 13:13
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