2008年01月15日

mejiro のコピー.jpg

眼の縁が白いから、「メジロ」と名づけられたのは容易に想像できる。英名も Japanese White-eye。

ご覧のとおり、これといった特徴のない、スズメより小さい鳥だ。
メジロがいるからには・・・推察とおり「メグロ」もいる。

メグロは、特別天然記念物に指定されている、世界中で日本の小笠原諸島「母島」にしか棲んでいないという超珍鳥。
一方メジロは、下流の公衆トイレ辺り、北の太鼓橋から
三百紀橋(みほきばし)の間にある茂みにいることが多い。

ここでは3〜4羽の小さな群れだが、「メジロ押し」という“言い回し”があるように、沢山のメジロたちがひとつの枝に、押し合いへし合い止まっている様子が見られるかも知れない。

今時分の鳴き声(地鳴き)は「ツィー」と単調なものだが、繁殖期を迎える頃には「ピーチクパーチク」など、いろんな鳥の歌が混じったような囀り(さえずり)を聞かせてくれる。

時効を完全に成立させる遥か昔の幼年期、この鳥を捕ったり、飼ったりしていた。
「滝のそばに棲んでいるメジロが良い〜。」と聞きつけ、金立・久保泉はおろか、オトリを入れた鳥かごを風呂敷で包んで自転車の荷台に載せ、小城まで遠征したりもした。

メジロは正直な鳥で、ミカンを食べさせると黄色の、野菜をすり込んだ餌をやると緑色の糞をした。

新年早々のブログで、酒を飲まそうとした相手はメジロだった。
結果は判らん。てめえが先に酩酊に陥ったからである。

数日前、心を入れ替えた。
当館で「かき氷」を販売した時に使った氷蜜を与えている。
「イチゴ」「宇治」「ブルーハワイ」を交互に。

どんな糞をしているか、結果は判らん。
じっと観察していると筋肉が引き攣る。
もう、老年期にさしかかっているからである。

幼年期から青年期にいたるまで、可愛がっている心算で小鳥を虐待しつづけた?
現在彼らを捕らえたり飼育するには諸々の資格、許可が必要とされている。

人さえも生きにくい世の中 
なにも狭いかごに閉じ込めて飼うこともなかろう。
愛らしい所作と美しい囀りを見せて、聞かせてくれればそれで
十分ではないか。
その刹那、身を翻し去ろうとも。鳥も人も。

年初は妙に達観するんである。

今夜も長文にお付き合い下さり、有難うございました。


<ゆっつら〜と館 T>




シリーズ

1.ヤリタナゴ 2.ツチフキ 3.ニゴイ 4.トウヨシノボリ 
5.オオスズメバチ 6.ムクドリ+ことりのさえずり  7.ドバト 
8.スジエビ  9.ミツバチ 10.コゲラ 11.メジロ  
12.松原川の生き物たち号外-1  閉塞・停滞・混濁
13.大きな水槽が欲しい 14.松原川の生き物たち号外-2
15.アオサギ 16.松原川の生き物たち号外-3 撮影について
17.シジュウカラ  18.ツグミ
19.松原川の生き物たち号外-4 撮影機材について
20.カチガラス

2008年01月13日

IMGkitutuki.JPG


昨年10月にミツバチについて書いて以来である。今更
「明けまして おめでとうございます」も罰当たりな気がする。


ミツバチの観察も続けている。
少し暖かい日は数頭が例の巣穴を出入りしているのを見ることができる。
花屋も近くなった、もう暫くの辛抱だ。

souji.jpg

魚たちは年末・年始にかけての水温が5〜8℃と下がっているため北の太鼓橋より上流で見ることが少なくなった。
水温低下による生き物の活性の低下は川の美観を損なう。
松原川がある程度の状態を保っているのは、知る限り2回、3人の人が10日前後かかって、川底に堆積した落ち葉の除去、周辺の石の清掃を行ってくれているからだ。

シリーズを長らくアップできなかったのは、暖冬のせいである。
活性が低下した水中の生き物に替わる鳥類の出現が遅れたせいなのだ。
年頭から言い訳がましくなった。自戒せねば。

さてコゲラだが、なかなか馴染みのない鳥だろう。
英名「Japanese Pygmy Woodpecker」
日本の小さいキツツキというような意味合いだろう。
スズメより小さい位の日本最小のキツツキだ。

「Pygmy」(ピグミー)だが、「ピグミー族」という固有の民族集団は存在せず、成人男子の平均身長が150cm位以下の集団のことを呼ぶ名で、民族集団として定義されるものではなく、形質的な特徴による呼称ではないかと思う。

前振が長くなった。治療が必要か。

ギィー、ギィー。キー、キッキッ。声が聞こえたら、近くにコゲラがいるはず。
よーく眼を凝らして見れば、木に吸い付くようにして、機敏に動き回る姿を眼にすることができるかも知れない。
とてもかわいい啄木鳥(キツツキ)だ。木をたたく音は姿を見つけてからようやく聞き取れる位。


<ゆっつら〜と館 T>





シリーズ


1.ヤリタナゴ 2.ツチフキ 3.ニゴイ 4.トウヨシノボリ 
5.オオスズメバチ 6.ムクドリ+ことりのさえずり  7.ドバト 
8.スジエビ 9.ミツバチ  10.コゲラ 11.メジロ 
12.松原川の生き物たち号外-1  閉塞・停滞・混濁
13.大きな水槽が欲しい 14.松原川の生き物たち号外-2
15.アオサギ 16.松原川の生き物たち号外-3 撮影について
17.シジュウカラ  18.ツグミ
19.松原川の生き物たち号外-4 撮影機材について
20.カチガラス

2007年10月18日

今月始め、松原神社の楠にハチが営巣しているのを見つけた。
地上から5〜6m位の高さにある枝の洞だ。
数はそれほど多くはないようだったが、街なかにハチがいるのが何だか嬉しかった。
通りかかった人皆に教えてやっても尚足りない位嬉しかった。

木の洞(うろ)という自然な場所に巣を作っていることからして
日本ミツバチかも?と思ったがその日は確認できなかった。
写真は、450mm相当の望遠レンズで撮影したものだが、それによっても判断は難しかった。

数日後、観察を終え石垣に腰を下ろすと、足元に数匹のミツバチが集まっていた。
頭上の巣から飛んで来ては落ち葉の間に潜り込んで何やらやっている。
蜜のある方角、距離を仲間に知らせる「8の字ダンス」はやっていない。当たり前だ、それは巣でやるのだ。

やはり西洋ミツバチのようだが念のため、一匹採集した。
日本ミツバチも、夏は色が鮮やかになるというのを聞いたことがあったからだ。「かわいそう〜。」と思わないではないが。
Pity is Akin to Love 可哀想は惚れたってことよ!

自宅に持ち帰り、識別の確度を増すために後翅の翅脈(しみゃく)を見る。ここが西洋ミツバチと日本ミツバチとでは微妙に違うらしい。
どれ位微妙かと言うと。ルーペで見なければ分からない位の
微妙さだ。微妙は苦手だ。「微」という文字がつくものは総じて苦手だ。だから人付合いも苦手だ。

翅(はね)にある脈、葉っぱでいえば葉脈にあたるものの違いを見ることになるから、佐賀弁で言う「ざっとなか」作業だ。
惨い(むごい)ことをする喩えに「ひよこの脚に針」というのがあるが、“ざっとなか”作業をすることの喩えとして・・・・・・・・・
「ミツバチの翅脈を見る」を登録したいくらいだ。

ピンセットで後翅のみをつまみ、ルーペを押し当てて見ようとするが、ミツバチ君はまだ生きている。弱ってはいるが動き回る、でんぐり返る、丸くなる、etc。そこを宥(なだ)めて、賺(すか)してetc。やっと固定してルーペを覗く。
ピントが合っていない。
抽き出しをかき回して別のルーペでやって見ても同じだ!

ついに来たか近視・乱視・老眼三重苦!

落胆して椅子の背にもたれて頭を掻いていると、ミツバチ君がスコスコとルーペの中から這い出して来るではないか。??
ルーペとテーブルの間には、ピンセットが在った。
だからピントが合わなかった。

数年ぶりの深い、極め付きの溜め息を思わずついた。
酷な手段を用いて確認した。

西洋ミツバチ君は抽き出しの中で眠っている。
ミツバチの寿命は40日位らしい、そしてその間スプーン一杯の蜜を集める。10gの蜜を集めるのに10〜20万回訪花すると言われている。

日本ミツバチは巣にあまり馴染まず、採蜜度も低いため明治の始めに持ち込まれた西洋ミツバチに置き換えられた。しかしこんな所にミツバチがいるのも驚きだった。嬉しかった。
もうすぐ目と鼻の先に花屋さんが移転オープンするぞ!
スズメバチに負けずに生き抜いて欲しい。

アメリカでは、Colony Collapse Disorder=CCD(群れ崩壊症候群)と呼ばれる症状が広範に広がり、ミツバチの数が劇的に減少しているとTVで報じていた。作物の受粉も担っているミツバチの減少は大問題だとも・・・。
ミツバチのような、普段気にもかけない生き物が、実は食の根幹を担っている。怖いような、感謝したいような気がする。

日本においてはCCDのような病的要因?によるミツバチの生息環境の悪化は寡聞にして無知だが、蜜原となる植物の減少による問題が浮上している。

日本はちみつ協会の「アカシアを守る会」によれば。
蜂蜜総生産量の約半分をもたらすのがアカシア、正式名称ニセアカシアだ。明治初頭に移入されたこの樹が、「特定外来生物法」(在来種の多様性を維持するために、指定された動植物の移入・栽培・播種を禁じる法律)にリストアップされる前段階の「侵略的外来種」に指定され、伐採・枯殺が進んでいる。
微妙な問題だ。

趣味でミツバチを飼うことに問題はないようだ。
ハチも含んだセットで一桁万円?
飼うのも面白いと思い始めている。空中農業だ。
好事家に向けて下にリンクを張っておきます。

今日も永らくお付合い下さりありがとうございます。

<ゆっつら〜と館 T>




シリーズ

1.ヤリタナゴ 2.ツチフキ 3.ニゴイ 4.トウヨシノボリ 
5.オオスズメバチ 6.ムクドリ+ことりのさえずり  7.ドバト
8.スジエビ 9.ミツバチ 10.コゲラ  11.メジロ 
12.松原川の生き物たち号外-1  閉塞・停滞・混濁
13.大きな水槽が欲しい 14.松原川の生き物たち号外-2
15.アオサギ 16.松原川の生き物たち号外-3 撮影について
17.シジュウカラ  18.ツグミ
19.松原川の生き物たち号外-4 撮影機材について
20.カチガラス





     ミツバチと環境



PHOTO
クスノキの枝の洞(うろ)に作られた巣。入り口に固まっ
ているミツバチ達。門番だろうか?
天敵の出現にミツバチがスクランブル発進。
上の大きな影はヒメスズメバチだろう。近くのマンションに住
む人の話では、部屋にも入ってくることがあるようだ。
親水歩道の石垣に来て水を飲む(?)ミツバチ達。
甘い水でもあるのか?人目を全く気にしない態度は立派。
この写真を見る限りでは西洋ミツバチだが・・・はてさて。
5月、我が家のユズリハの木に現れた日本ミツバチ。
ラグビーボール程の塊になっている。
西洋ミツバチに比べ体色が薄い。
分蜂(ぶんぽう)してきたのだろう、2時間位この状態だった。

posted by スタッフ at 03:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生き物・環境

2007年10月14日

鯉の死骸に群がるスジエビ。 肉食性である。骨だけになるまで残さず丹念に食べる。そこが
川の掃除屋の一員たる由縁だ。
食べたものが透けて見える透明な体。忙しく動き回る、仲間の体の上であろうが何だろうがお構い無しである。



ほぼ一ヶ月振りにシリーズを再開する。
この間に松原川の水量は減り、水温も約5度ほど下がり今日あたりは、20度を下回っているかも知れない。

小学1年生の女の子を連れて川辺を歩いてると(当たり前のことだ、常人は水上を歩けはしない)神社北側の太鼓橋付近で、白い物を見つけた。鯉とおぼしき物の死骸だった。
顔を近づけて水中を覗き込むと、2・3cmのエビが群がっていた。スジエビだ。

松原川では、水深があり、なおかつ人がエサをやることにより鯉が集中する参堂正面の太鼓橋辺りを避け、ここ北側の太鼓橋より上流で、石組みがなされた所に多くいるとみていた。
それでも、昨年10月末頃はこれほど簡単には見つけられず、川底に堆積した落ち葉をアテズッポウに網で掬いようやく3匹採れた程度でしかなかった。
近所に住むという40年配のご婦人は「子どもたちが小さかった頃は、エビを捕って一日中遊んでいたのに、エビも魚も少なくなりましたね。」と川と生き物の変貌を残念がっておられた。

それなのに何故これほど沢山のスジエビがいるのか推理した。

昨年と比べ大きな台風も無く、高水温が持続している。
水量も少ない。浅場となったここはもう、鯉の急襲に遭う怖れがない。その上“オカシラ付き”のご馳走がデンとある。
ましてこれは累代の仇の骸である。
「恨み晴らさでおくものか。骨までしゃぶってやる。」と意気込んで馳せ参じた者も多かろう・・・。

連れの小学生と採りにかかる。鯉の肉をたらふく食べて岸辺の石に着いているそやつを、手のひらを揃えそ〜っと引き上げようという算段である。もう顔は水面に着きそうである。
通りすがりの誰かが「あっ、ゴメン」と、尻の辺りに少しでも触れようものなら、落水の憂き目をみるような体勢だ。

そのような失態はなんとしても避けねばならない。
しかし、他人のとは言え子どもの手前採らねばならない。

両手で作った囲みをじわりじわりと狭める。
もう少しで採れる、水面近くまでは持ってこれる。だがそやつは直前に、水と一緒に指の隙間をすり抜け、またあるやつはピンとハネて逃げる。素早くやってみるがなお駄目だ。

石の上だ、膝が痛くなってきた。3年いるか!どうしたものか!
しかし、これ以上の体位も大人としてとれぬ。
それが忘我の境地を拓くとも。

果たして、大人の思慮分別など無用な幼児が最初に捕った。
小さな手で捕った。・・・じっと手を見る。

大人には分別と引き換えに得たささやかな知恵がある。
携帯灰皿をやおら取り出し、洗い、それにエビを入れて幼時に持たせた。怪訝そうなのを大人の器量で無視し、「ゆっつら〜と館の水槽に入れておいで。そして、小さな網があるから持って来なさい。」と半ば言い含めたのだ。

その後は、それこそ掬うように捕れた。道具を使わせたら大人の勝ちである。勝ちに拘るのは大人の性質(たち)である。

そうやって得られたスジエビは、タナゴ・フナ・オイカワ等と一緒に、当館の又してもささやかな水槽で飼われている。
金魚用のエサを与えると、10本の脚を懸命に動かして水面まで上がってくる。
そのしぐさはとてもかわいいが、カラスガイの呼吸口をいじくりまわしたり、魚にまとわりついたりもする。
4本の触覚を持つかなりウザイ奴である。


<ゆっつら〜と館 T>




シリーズ

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5.オオスズメバチ 6.ムクドリ+ことりのさえずり  7.ドバト 
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12.松原川の生き物たち号外-1  閉塞・停滞・混濁
13.大きな水槽が欲しい 14.松原川の生き物たち号外-2
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19.松原川の生き物たち号外-4 撮影機材について
20.カチガラス


2007年09月12日

hato.JPG
鳩首会談(きゅうしゅかいだん)

何時ものパン屋で買ったラスクパンを持って撮影に臨んだ。
思惑どおりに集まってくれるだろうか?

心配は無用だった。パンをまく準備を始めた途端
ワラワラ、クークーと集まってくれた。
タバコの箱ほどの大きさのパンを握りつぶして与えると
写真のような状態であっと言う間に食べてくれる。

鳩首会談とは
このように顔と顔を寄せ合って相談することをいうようだ。
野球のソレは「球種会談」か?

顔ぶれを紹介しよう。写真の上に時計を想定して欲しい。
準備はよろしいか?

12時と6時の位置にいる灰色に二本、黒い線のあるのが
「二引」(にびき)。
7時にいるのは灰色にゴマ状の斑点がある「灰胡麻」。
4時辺りにいるのがゴマの多い「黒胡麻」。
3時にいる翼先端に白い差し毛がある「灰胡麻差し毛」。
11時辺りにいるほとんど黒いのが「シングル」である。
写真にはないが、栗色をベースにした「栗二引」「栗胡麻」
「栗胡麻差し毛」、白をベースに栗色、黒色をまとった「モザイク」などがいる。

「シングル」が“横からクチバシを出して”いる。
何処にでもいるんですねコーユー奴が。
容喙(ようかい)する輩が。

のっけから脱線している。

ドバトはヨーロッパからアジアにかけて棲息していたカワラバトを家禽化(鳥を飼いならすこと)したものといわれている。

愛玩・食料・軍事目的(伝書)が主目的とされ、それらが
「自立」「逃走」「ドロップアウト」「職場放棄」「敵前逃亡」「リストラ」など、事情は彼らにおいても様々だろうが
「快哉」「逡巡」「流浪」の果てに神社などに住み着き、半野生化したものとされ「土鳩」「堂鳩」の漢字が充てられている。

クークー、グルッグル〜?「堂鳩」よもはや悟りを開いたか。

まだ脱線している。

1960年初頭から70年頃まで、多くの少年がハトを飼っていた。二回りほど大きい「食用バト」、純白で長い尾羽がきれいな「クジャクバト」を飼う大人もいた。
ダンボールの箱にハトを入れ、自転車でヒーコラ言って神埼橋まで行き、無事に帰ってくれよと祈りながら放すと、頭上を数回旋回してハトたちは西の方へ飛んで行った。
ヘーコラ言いながら家に帰り着くと、ハトたちはちゃんと帰ってきていた。

優れた帰巣本能により、ハトたちは伝書の役割を担い戦争中多くの殊勲を挙げた。
戦況を左右する機密文書を携えドーバー海峡を渡る伝書鳩
それを待ち構えるのはドイツ軍が放ったハヤブサ〜。

下にリンク張る。
ピースを喫っている方は勿論。嫌煙家も、万難を排して、愛息、愛娘、若い細君を早めに寝かしつけてでもクリックして貰いたい。細君の老若はこの際関係ない。
読み手に用意があれば、涙すら禁じえない生き物の姿がある。

松原神社のハトの数は減ったようだ。郊外に分散したのかも知れない。
10年位前まで、巨勢町玄海橋近くに、純白のハトを沢山飼育している鳩舎(ハト小屋)があった。
式典の際に白いハトを放すのを見られた方も多いに違いない。
ハトは平和のシンボルだった。

知恵を司るミネルバ(ギリシャ神話の女神アテナ)の使いとして知られるフクロウが、やがて疎ましがられたように
ハトもその冠を外されたか。

ハトは今も愛らしい。
機会があれば、そっと彼らを見て欲しい。
より機会があれば、水の飲み方に注意して見て欲しい。

脱線ばかりの長文を、最後までご覧いただき感謝する。
ケータイ使用の方、申し訳ない。

子どもたちは眠りましたか、細君は寝ましたか?


<ゆっつら〜と館 T>








シリーズ

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5.オオスズメバチ 6.ムクドリ+ことりのさえずり   7.ドバト 
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12.松原川の生き物たち号外-1  閉塞・停滞・混濁
13.大きな水槽が欲しい 14.松原川の生き物たち号外-2
15.アオサギ 16.松原川の生き物たち号外-3 撮影について
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2007年09月10日

kawnooyako.jpg

号外1で紹介した松原川の「閉塞」「停滞」は解消されていた。しかし、大きな鯉が驚いて泳いだりすると、濁りが発生するような状態で「混濁」は完全に解消されてはいないようだ。

閉塞の一因はどうやら、市民会館東で行われているマンション建設工事にあるようだ。

神社角の派出所から東進する水路は、楊柳亭付近で南へ向きを変え264号線(旧34号線)をくぐり、先のマンションの東側に至るが、先週は工事のためこの水路が土嚢(どのう)でせき止められていた。
直径30cm程の塩ビ管は設置されていたが充分ではなかったのだろう。

今日見に行ったところ、土嚢は撤去されここの流れは戻っているように思えた。
楊柳亭前に至る前、麺房横から分派し南進する水路がある。
これはマンション西と市民会館東の間を流れ、山水荘南西で合流するが、工事中で未だせき止められたままだった。

裏十間川の流れが停滞していることを併せて考えれば、季節柄、農業用水確保のため、下流にある枝吉の水門、諸富町の蒲田津の水門により水位が高く保たれている可能性がある。
それにより、近隣の水路全体の流れが停滞しているのかも知れない。
しかし、写真を見ていただければ分かるように、松原川ではさしたる閉塞も停滞も見受けられない。

鯉にエサをやっている幼子たちの愛らしさに、思わず「双子さんですか?」と声をかけてしまった。
若い母親は振り向くと「はいそうです!」とにこやか笑って応えてくれた。
突然声をかけた非礼を後悔もしたが、通りかかった二人の女子高校生の「かわいい〜!」の声に救われた。

鯉の数の多さが、他の生き物たちの棲息を阻害していると考えているが、このような光景に出遭うと、綻ぶ(ほころぶ)、揺らぐ。

しかし、この子達がもう少し大きくなった時に、中に入って沢山の生き物にじかに触れ合える川であって欲しいとの思いは変わらない。
ヒト以外の生き物にとっては大きな迷惑かもしれないが。


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mukudori.JPG

「椋鳥」と漢字では書く。
ムクノキの実を食べるからこう名づけられたのだろう。
しかし、もうムクノキを見かけることは多くない。
それでもどっこいムクドリは生きている。

佐賀では「シガ」と呼ばれている。鳴き声からの命名だろう。
佐賀県人は音でこの鳥を認識した。

40年ほど前くらいまで、冬にしか見ることできなかったように記憶している。

20年ほど前頃から、松原神社で年中見かけるようになった。
クスノキの洞(うろ)に営巣し繁殖もしていたかも知れない。

最近は郊外に多く、田んぼで昆虫・クモなどを食べている姿をよく見かけるようになった。
人口密集地への集中棲息、それによる糞害などが無ければ、かなり有り難い「益鳥」だ。

この鳥もヒト社会に順応した「都市鳥」のひとつで、巣作りは人家の屋根などの隙間、工場などの通気口、橋げたの隙間などで行われている。
困ったことに、こういった場所は必ずと言って良いほど、カラスがチェックしている。

*少し小型のコムクドリがちょうど今頃見られる。
この鳥は渡りの途中立ち寄るだけのようで、数日〜一週間ほどしか佐賀には留まらないようだ。地上に降りることは少ない。

ムクノキの実を食べた経験がある方もおられよう。
パチンコ玉ほどの大きさの実が、黒くなれば「食べごろ」。
熟すのが待てず、青いうちに摘み取り、米ぬかの中に保存したこともあった。

関心のある方は、「ま」さん達が米を作っているひょうたん島の田んぼの北、橋を渡った所に4mほどの木が一本ある。
これがムクノキ。
昨日、数年ぶりに5〜6粒食べたが旨かった。
食するのは飽くまでも自己責任で。

今日も脱線した。


<ゆっつら〜と館 T>





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12.松原川の生き物たち号外-1  閉塞・停滞・混濁
13.大きな水槽がほしい  14.松原川の生き物たち号外-2
15.アオサギ 16.松原川の生き物たち号外-3 撮影について
17.シジュウカラ  18.ツグミ
19.松原川の生き物たち号外-4 撮影機材について
20.カチガラス

鳥の命名に関心があれば、独りよがりのブログだが
「中国の国鳥がタンチョウヅルに?」をご覧下頂きたい。
http://blog.goo.ne.jp/second-effort/c/571a856d20fded9c6a5ab3dcd5fd7849

鳴き声に関心があれば下のボタンをクリックされたい。
様々な鳥の鳴き声、さえずりが聞ける。

posted by スタッフ at 00:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生き物・環境

2007年09月09日

suzumebati.JPG

ハチとアリは、これ位の大きさでいてくれて良かったと思う生き物だ。彼らがヒトと同じ位の大きさだったらと思うとゾッとする。

人肉のダンゴ?
きっと格好のエサだったに違いない。作り放題、食べ放題〜。
ヒエーッ。「泣きっ面にハチ」どころではない。

脱線癖が出たが熊に襲われての被害より、スズメバチによるものが遥かに多いという。用心用心。

アリはまだしも、空を飛ぶものを見渡せば、体重は最大17kg前後だろうから、巨大なハチの餌食になることは、「まあ有るまいと」“タカをくくっている”。しかし、大きい、強そう。

「魔よけ」として彼らの巣が有難がられていたりもするが、あれは軒下や屋根裏、木の茂みなどに巣を架ける小型のスズメバチものだ。
オオスズメバチは主に地中に巣を作ると言われている。
無遠慮な足音に、それこそ「蜂起」するのではないか。

松原川では昨年一度見かけた。街なかでは、ゴミ箱の中の缶ジュースに来るようだ。
ハチの被害に遭わないようにするためには、白っぽい服装を心がけるようにと言われている。

ハチが多くて困っておられる方、あるいは関心ある方は、以下をご覧いただきたい。ペットボトルで作れる捕獲器の作り方などの紹介がある。


<ゆっつら〜と館 T>



http://www2u.biglobe.ne.jp/~vespa/vespa201.htm


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2007年09月06日

ayasii.jpg

昼食を求め派出所前のパン屋に行く途中、松原神社東側の太鼓橋北、松原川が南向きに流れを変える辺り、親水歩道に下りる階段に腰掛、鯉に吸い込まれないように水温計に括りつけたリードの輪を足の親指に念入りに掛けて水温を計った。24度。
たったこれだけを言うのに「、」「。」が5個もある。
「閉塞気味」である。

先週より約一度下がっている。これにより、水中の溶存酸素がどれくらい増すのか?残念ながら疎い。今日は鯉が水面でパクパクやっていない。これくらいの認識しかない。
「停滞気味」である。

ご存知の方があれば是非教えて頂きたい。

停滞気味なのは松原川も同様だ。
何時もだったら、シジミやドブガイを根絶やしにしているのではないかと思われる程鯉がエサを漁った痕、ディンプル状の窪みまで確認できるのに、今日はまるで見えない。
「混濁気味」だ。

松原川の水鏡が吾が諸々を映したか?
太鼓橋下流の竿石(さおいし)の八橋は浸かる寸前だ。
内臓脂肪までスキャンしたとでも言うのか?

松原川は264号線北に3本、道路をくぐって南流するもの1本、都合4本の水路に分かれ東進して裏十間川(うらじゅっけんがわ)に流入している。
「閉塞、停滞、混濁」の原因を頼まれもしないのに究明することにした。
老域に達しながら好奇の前ではまるで無力なのが恨めしい。
水鏡→好奇心→口開いて大事を逸する→犬。

道路をくぐって南流している水路を先ず辿る。
ここも「閉塞、停滞、混濁」3拍子揃っている。
市民会館前に20cm位のスッポンがいた。
ミシシッピアカミミガメは山水荘までの間に4頭見た。
それにしても、「ミシシッピ〜」、英字表記もさることながら、カタカナ表記も面倒だ。

勿論コイ、フナも数尾いた。龍谷幼稚園東からは砂地、3cm近いシジミやオニギリサイズのドブガイがいる、ヒシすら生育している。東進して道路をくぐる所から水路の行く先が怪しくなる。

号外を出すに至ったのは、松原川の混濁で魚の撮影が不可能だったからではない。
本流に行き詰まりを感じた。そこで、全方位にSOSを打った。
助けが来た。

当ページ右サイドのおすすめリンク、水と都市の環境デザインをクリックして下さい。

「魚を見る者川を見ず、いわんや地勢をや」。
示唆を頂きました。Nさん有難うございます。

ゆっつら〜と館のHP中の「川を活かした町づくり海外編」も是非ご覧下さい。

号外ネタは続きます。次号は裏十間川に辿り着く予定です。


<ゆっつら〜と館 T>




シリーズ

1.ヤリタナゴ 2.ツチフキ 3.ニゴイ 4.トウヨシノボリ 
5.オオスズメバチ 6.ムクドリ+ことりのさえずり  7.ドバト 
8.スジエビ  9.ミツバチ 10.コゲラ 11.メジロ  
12.松原川の生き物たち号外-1  閉塞・停滞・混濁
13.大きな水槽が欲しい  14.松原川の生き物たち号外-2
15.アオサギ 16.松原川の生き物たち号外-3 撮影について
17.シジュウカラ  18.ツグミ
19.松原川の生き物たち号外-4 撮影機材について
20.カチガラス









2007年09月04日

yosinobori.jpg

「〜ヨシノボリ」。しこ名とかリングネームを思わせる名前からして愉快な魚だ。
魚類の撮影はなかなか難しいが、この写真はよく撮れていると内心思っている。
これも、ある所で撮した。こんな所が街なかに在って欲しい。

松原川では昨年9月頃、体長5cmほどのものに出遭えた。
写真のようにムナビレで石に吸い付くようにしていた。
飛び出した目玉、人の存在をまるで意に介さないようにあらぬ方に向けられた視線。「よう〜し。」と意気込んだ。
「街なかの川にハゼの仲間がいる。千載一遇のチャンスだ!」

昂揚した。

ところが、捉まえられない。ピッピッと10数センチ単位で逃げ回るのだ。「何とかして捉まえたい」のだが・・・。
場所は中央通のすぐそば。
頭上に幾つかの好奇の視線が在った。

セケンテーに負けた。

両手に網と何処から見ても青いポリバケツを持ちトボトボと館に帰りながら思った。
誤解は大いに怖れるところではあるが、「ヨシノボリ、まるで女性ではないか!逃げるんなら一気に逃げろよ!」と。
逃がした魚は矢張り、大きい。

消沈した。

ゴリ押しという言葉がある。
ゴリとは四万十川では“チチブ”の幼魚を指すようだったと記憶しているが、一般的にはヨシノボリ類を言い、それらを捕獲する様子から出来たとされる。
意味合いとはかなり異なっており、対象の習性を知り尽くした漁法のようだ。関心のある方は ゴリ漁 を参照されたい。

当方、人生半ば過ぎてゴリの如き思わせぶりに遭遇したことも、ゴリ押しを敢行したこともない。
セケンテーに負け、
蛮勇を発する時期を逸したのやも知れない。
当シリーズもわき道に逸れかかってきた。

自戒せねば。


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シリーズ

1.ヤリタナゴ 2.ツチフキ 3.ニゴイ  4.トウヨシノボリ 
5.オオスズメバチ 6.ムクドリ+ことりのさえずり  7.ドバト 
8.スジエビ 9.ミツバチ 10.コゲラ  11.メジロ 
12.松原川の生き物たち号外-1  閉塞・停滞・混濁
13.大きな水槽がほしい  14.松原川の生き物たち号外-2
15.アオサギ 16.松原川の生き物たち号外-3 撮影について
17.シジュウカラ  18.ツグミ
19.松原川の生き物たち号外-4 撮影機材について
20.カチガラス