2008年03月03日

itokuyagai.JPG
井徳屋は、松川屋や松尾写真館など佐賀の歴史を感じさせる古い町屋が軒を連ねる、松原神社参道にある旧旅館です。
木造3階の建物は中心市街地には数が少なく、百年近い歴史を持つ建物を何とか残そうとする有志により運営されています。


itokuyaroten.jpg itokuyanai.jpgコーヒー、抹茶などのおもてなしは勿論、スタッフ手作りの小物の販売もしております。

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holder.JPGstrap.JPG
マルチストラップ  1000円メガネホルダー  2000円
tissuec.jpg
メガネケース   1800円
70×170
ティッシュ入れ   500円
95×120
cardc.JPGcabarb.JPG
カードケース  1200円
85×110 
手帳カバー  2000円
115×165
dejicamec2.JPGdejicamec1.JPG
カメラポーチ 1500円
110×140
カメラポーチ 1500円
110×140
手帳入れ  2000円
140×215
手帳入れ内部 裏地もしっかり
binb.JPGmat.JPG
バッグ in バッグ 2500円
215×260
ティーマット  1000円
180×300
eprons.JPGepronl.JPG
ショートエプロン 1500円
370×700
ロングエプロン 1800円
520×700
zabuton.JPG

どうぞお立ち寄りください


めにゅー

 ぜんざい 300円

 珈  琲   200円

 抹  茶  250円
座布団   2000円
380×380




シリーズ

佐賀城下ひなまつり巡り1 佐賀座ギャラリー
佐賀城下ひなまつり巡り2 エスプラッツ
佐賀城下ひなまつり巡り3 恵比須ギャラリー
佐賀城下ひなまつり巡り4  まつや
佐賀城下ひなまつり巡り5 井徳屋
佐賀城下ひなまつり巡り6 ひぜん張り子まつばら工房
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2008年02月26日

ebisutop.gif

656広場前の“まつや”で佐賀玉屋の協力を得て「さがんまち恵比須展」をやっていますちょっと休憩にも是非お立ち寄り下さい

恵比須とは、皆さんご存知七福神の一人です。
七福神では、唯一日本生まれの神様だそうです。はじめは漁業の神様だったようですが、現在は商売の神様としても親しまれています。
佐賀市は、日本一恵比須像が多いと言われています。そして、まちの人々も恵比須さんを身近に感じています。


ebisu1.JPG
実物の展示もあり

matuyatop.JPG
会場は、ご存知「まつや」 オーナーのH本はここを「暗中模索座」と吹いている。茫洋とした男だ。「羊の嘆き」でないぶん未だましか?
左手は併設の竹炭グッズショップ。

matuya2.JPG
壁面には80枚以上のパネルが(パネル・資料の提供:佐賀玉屋)


ebisu3.jpg23 鯛負いエビス

台座の上にすっくと仁王立ちになり、自分よりも大きな鯛を背中にしょっている恵比須像は、おそらくこ
こだけ。 
所在地:伊勢町3-8







ebisu4.jpg80・81夫婦エビス

「池田醤油店」前 左の像は右手に“びく”を持ち、左手で隣の像の腕をつかんでいる。胸と帽子には
宝珠があり、夫婦円満を願ってい
るかのよう。 (寛政三年建立)
所在地:材木1丁目2






ebisu2m.jpg46 双対えびす

高寺の駐車場の奥の社務所内にあるため、一般の人は参拝できない。石臼の台座に大黒様・恵比須様が鎮座している。 
所在地:白山1丁目1-10






 
map1.JPGMAP

左の地図をクリックするとエビス像の分布図他を見ることができます。



hoka.JPGじゅんゆう
おひなさま文芸賞

4回目を迎えるじゅんゆうおひなさま文芸賞。歴史民俗館周辺や商店街アーケードにたくさんの俳句、川柳、一行詩などがかかります。どうぞ雛祭り散策をお楽しみください。


<ゆっつら〜と館 T>



佐賀城下ひなまつりさがんまち恵比須展
〜3月31日(月)入場無料

会  場 : まつや TEL 0952-26-5771
主  催 : 恵比須DEまちづくりネットワーク
協  力 : 株式会社佐賀玉屋
事務局 : 佐賀市役所商工振興課  TEL  0952-40-7100



リンク

■恵比須DEまちづくりネットワーク
■諸国探訪七 佐賀恵比須宮神社



シリーズ

佐賀城下ひなまつり巡り1 佐賀座ギャラリー
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2008年02月22日

城下町佐賀のお菓子を一挙に披露
大正末期に建てられた銀行跡を改装した恵比須ギャラリー
ここでは、城下町佐賀のお菓子を展示・販売します。
色とりどりの雛菓子に加え、佐賀の伝統菓子の寿賀台も再現。
丸ぼうろ、切り羊羹、上生菓子などの実演も行います。
佐賀の菓子業界若手による工芸菓子の展示も見どころです。
見て、食べて、うれしくなる「お菓子のひなまつり」。


main.jpg
雛菓子 目で楽しみ、舌で味わう雛祭り
赤い毛氈の上に一体一体、話しかけるように雛を並べ、ぼんぼりに淡い灯りをともす。子どものころから胸躍らせていた雛祭りの準備。雅な雛菓子も、この時期だけの楽しみです。お馴染みの、菱餅や雛あられ。でも何より心惹かれるのは、雛や春をモチーフに職人さんたちが腕を競う和菓子の数々です。
春の野山や、草木、花々、お雛様・・・・・いろいろなものが可愛い和菓子に姿を変えます。こんな時期は器にもちょっと春の色合い。舌で味わう雛祭りはしみじみとした甘味が心を幸せにしてくれます。

 
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b.JPG     anndonn.JPG
a.JPG   satou.jpg
g.JPG  hinakasi.jpg
砂糖の道
干し柿や穀類で作った水飴や甘葛などの本当に控えめな甘味しか知らなかった人々が、初めて知った砂糖の味。
それは豊かで幸せな味でした。砂糖を使った南蛮の国の菓子の味も知りました。今も「砂糖の道」と呼ばれた長崎街道沿いには先人たちが作り続け、手から手へと伝えられた数々の南蛮菓子が残っています。大切に受け継がれてきたその味ひとつひとつに、人々の甘いものへの愛情と、いにしえへの優しい思いが感じられます。


iriguti.JPG

ebisu2.JPGtai1.JPG
入り口正面に飾られた「寿賀台」

佐賀弁で「スガダイ」「スガジャー」。もともとは「島台」か?

お祝い飾りの台を表す「島台」に、めでたい文字が充てられ、尚その上に載せる縁起物をも指すように、転用されたのではと推測する。
我が家にはそのような「飾り台」?は無かったが、パリンパリンとした「スガジャー」を食べることは珍しくなかった。
飽くまでも推測の域を出ない、かなり怪しいので下のリンクを是非参照されたい。

waku.jpg
行事菓子

寿賀台とそれに載せる金花糖(きんかとう)を分けて説明している。上方に見えるのは金花糖を作る際に用いる木枠。

この記事は、会場設置のパネル及び周辺のパンフレットの記述を抜粋して作成しました。
食欲・知識欲を不足無く満たしたいグルメ、一方のみを心おきなく満たしたいグルメにも是非下記を参照して貰いたい。

しまった〜!こんな番組があったとは。
3月23日 21:00〜「土曜ワイド劇場 和菓子連続殺人事件」
この番組は、佐賀県庁の旧館・堀端・神野公園・歴史資料館・鏡山などでロケが行われている。
「すがだい」も当然台詞として出てくる。金花糖に着色しているシーンまである。
何とかせねば。(2月23日TVを見終えて)


<ゆっつら〜と館 T>

 

リンク

■ 茶席の島台   ■ 鯛菓子比べ

■ 金花糖について   ■ 佐賀のお菓子をもっと知る


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2008年02月21日

title.jpg katanafukuro のコピー.jpgfukuro2 のコピー.jpgobi2 のコピー.jpgkatana.jpgkobukuro.jpg 


 作者の略歴
長瀬正子 大正十二年、山口県萩市で生まれる。
昭和二十五年頃、佐賀市に転居。昭和四十三年四月から佐賀錦の製作を始め、その後、様々な展示会で入選・入賞。
昭和五十三年、西部工芸展朝日新聞社賞(銀賞)。
昭和五十九年、美術協会展優秀賞。平成十二年、日本伝統工芸染織展日本経済新聞社賞。他入選多数。


gara.jpg

お問い合わせ

佐賀市商工振興課 TEL 0952-40-7100
まちなか案内所   TEL 0952-27-6140(3月31日まで)

車でお越しの方は、永池本店駐車場または白山駐車場をご利用ください。
駐車券を会場までお持ちいただいた方には、1時間無料券をお渡しします。

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2008年02月18日

gaikann.JPG
佐賀座ギャラリーは、文化勲章受賞の青木龍山や、人間国宝の酒井田柿右衛門、井上萬二、中島宏など、そうそうたるメンバーが名を連ねる佐賀県陶芸協会の全会員68名の代表作を常時鑑賞することができる県内唯一の施設です。

佐賀市呉服元町1-7 TEL 0952-28-4477
開館時間 10:00〜18:00 休館日 月曜日(3月31日まで無休)


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陶芸作家のカップでコーヒーが楽しめます。


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ポルシェ356スピードスター オーナーの嗜好が分かるよう


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肥前張子も勿論展示されています


nekutai.JPG
えびすネクタイと雛祭りネクタイ 小紋がいい雰囲気です

佐賀城下ひなまつりさがんまち恵比須展は3月31日(月)まで開催

土日・祝日限定イベント

おにぎりカフェ

11:00〜15:00 (14:00オーダーストップ)

onigiri のコピー.jpg
佐賀市は、山あいの豊かな自然や広大な佐賀平野、有明海などで育まれる美味しい食材の宝庫です。
地元のお米で作ったおにぎりをはじめ、生産者の皆さんが持ち寄った自慢のメニューが週変わりで楽しめます。

写真はイメージです
 


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2008年02月17日

t1.jpg

鶫(ツグミ)は以前紹介した椋鳥(ムクドリ)同様に、秋から春までではあるが、何処にでもいる鳥だ。
佐賀弁で「カッチョ」「カッチュウ」と言えば解って頂けるか?
そうは言うものの、捕ったり食べたりした経験がある僕も、じっくり見るのは初めてに近い。
よく見ると、味わいの深い鳥だ。
メス、幼鳥は成鳥のオスに比べて体色のコントラストが低い。

松原川付近で見ることは滅多にないだろう。
それは、彼らが主に、山麓部・郊外の圃場など見晴らしの良い裸地に棲息しているからと思われる。

「キーッキーッ」、「キョツキョッ」と味気ないが、 シベリア・樺太辺りと言われる繁殖地に帰る4月頃には 「キョロンキョロン」と控えめな囀りを聞くこともある。

DATE  pentax*istDS  SIGMA300mm-5.6 (35mm換算450mm) ISO:400 AV:8 ホワイトバランス:オート  撮影距離:8m

t2.jpg

クロガネモチの実も好物のようだ。
木の実を餌にする鳥を捕獲するワナに「ウッツメ」?というものがあった。少々の紐と枝のたわみを組み合わせて作った。

この鳥が少ない年には、葉がすっかり落ち、若葉と入れ替わるころまで実が残こともある。
同じく赤い実、ピラカンサ・ セイヨウヒイラギの実を食べているのは未だ見たことがない。
これらの木はさほど大きくならない(剪定される)ので警戒心の 強い彼らは寄り付かないのかも知れない。

もし、何らかの理由で飼うことになれば、市販されている「メジロの餌」(植物質と動物質が5対5の割合の餌)に魚粉を加え 4対6位に混合したすり餌(水で練ったもの)をやれば良い。 
「きな粉」に魚粉の代用でも良いかもしれない。

tugumi3.JPG

地上ではミミズ・昆虫などを食べているようだ。
このような場所には、地表を覆っているワラ・草を足で払い、小さな針にミミズを付けた「付け針」を多数仕掛けた。
40年以上も昔のことだ。

DATE  pentax*istDS  SIGMA300mm-5.6 (35mm換算450mm) ISO:200 AV:5.6 ホワイトバランス:オート  撮影距離:15m

<ゆっつら〜と館 T>

シリーズ

1.ヤリタナゴ 2.ツチフキ 3.ニゴイ 4.トウヨシノボリ 
5.オオスズメバチ  6.ムクドリ+ことりのさえずり 7.ドバト
8.スジエビ  9.ミツバチ 10.コゲラ 11.メジロ
12.松原川の生き物たち号外-1  閉塞・停滞・混濁
13.大きな水槽が欲しい 14.松原川の生き物たち号外-2
15.アオサギ  16.松原川の生き物たち号外-3 撮影について17.シジュウカラ 18.ツグミ
19.松原川の生き物たち号外-4 撮影機材について 20.カチガラス
posted by スタッフ at 21:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生き物・環境

2008年02月09日

北の太鼓橋上流100m程の所に三百記(みほき)橋がある。
現存するのは、平成2年に改造?されたと聞くが、藩祖鍋島直茂の没後300年記念に由来するようである。
佐賀市が発行している 深川保著「佐賀市の川と橋」に若干の記述がある。

前置きが長くなった。50を過ぎた方なら、「DX〜に行く時の橋」と言えばピンとくるだろう。

かの施設は廃業後かなり経つが、未だに裸体画の看板が数枚架かったままだ。周囲の民家も老朽化しており、クスなどの木が陽をさえぎり薄暗い雰囲気もある。

そんな所で、中年過ぎが木の陰に隠れたり、抱きついたり・・・。
無論、鳥から身を隠す為、カメラがブレないようにする為だ!
そうしてやっと、せわしなく動き回る姿を撮った。

階段に腰掛けた初老の男性が、パンを片手にじっと見ていた。

sijyukara2.JPG
クスノキの幹で餌を摂るシジュウカラ 手前に見えるのは ノキシノブ

DATE 
pentax*ist  SIGMA300mm-5.6 (35mm換算450mm) ISO:200
AV:オート ホワイトバランス:オート  撮影距離:10m


sijyukara1.jpg
体の中央を走る帯状の黒が印象的である ピント合わず

DATE 
pentax*ist  SIGMA300mm-5.6 (35mm換算450mm) ISO:200
AV:オート ホワイトバランス:オート  撮影距離:8m

手ブレ・被写体ブレ有り  カメラも腕も換え時か


この鳥をネタに、或るコンペに参加したことがある。
40歳以上の人を対象に行われる、成人病予防検診を促すキャンペーンに関連するものだった。

キーとなるポスターには彼を擬人化したイラストを使った。
黒いネクタイを締め、カバンを下げたその姿は、休む暇無き働き盛りのビジネスマン。
メインコピーは「頑張れ四十から」。


採用されたのは、黒人モデルがジムと思しき所でストレッチを
しているものだった。
何のフックも無い、安易としか思えなかった。
さては、選考陣に「始終カラ」を連想する者がいたか?

翌年は、竹林で一人しゃがみこむスーツ姿の男性を後ろから撮ったデザインを出した。
コピーは「会社でチクリン、家庭でチクリン」
当然の如く連敗した。社保庁関連のコンペだった。

今にして思えば、双方とも相当怪しかった。


シジュウカラ(四十雀)はスズメ程の大きさで尾が少し長めの鳥
金立町・久保泉町・大和町の山麓部に多いが、季節を問わず雨模様の日などに平野部・市街地に下りてくるようだ。

松原川周辺でも、数羽が木の間を巡るように餌を探していたり
アンテナに止まって、ツピーツピー、ジュクジュクなどと鳴いているのを見かけることができる。
枝先にぶら下がり、裏返しになって餌をついばむ姿等は、とてもユーモラスであるが、その瞬間を写し留めたことはない。

佐賀弁で言う 「いっときでん ようしとらん とい」 だ。
訳:一時もじっと(良く・・・大人しく)していない鳥



「頑張れ五十から」で雪辱を考えないでもなかったが、機会はやはり来なかった。
それを自らに投げかける機会はちゃんと来た。

五十雀(ゴジュウカラ)は別種の鳥で、松原川周辺では未だ見たことがない。


<ゆっつら〜と館 T>


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5.オオスズメバチ 6.ムクドリ+ことりのさえずり 7.ドバト 
8.スジエビ  9.ミツバチ 10.コゲラ 11.メジロ 
12.松原川の生き物たち号外-1  閉塞・停滞・混濁
13.大きな水槽が欲しい 14.松原川の生き物たち号外-2
15.アオサギ
16.松原川の生き物たち号外-3 撮影について17.シジュウカラ  18.ツグミ
19.松原川の生き物たち号外-4 撮影機材について
20.カチガラス


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2008年02月01日

tubaki.JPG

先日アップした「松原川の生き物たち」のメジロの画像を見た上司から、自宅にもメジロがやって来るがどうやって撮ればよいかと訊かれた。

大層な言い方をすれば(そん時は思いつかなかったが)
1.暇があること
2.根気があること
3.機材があること。


この三つがあれば何とかなるだろう。
大した事はないんである。

大袈裟な機材が必要だと想われるかも知れないが、庭のミカンにやって来ているのだから、デジカメと傘とレリーズコードがあればいい。

「傘」?このてっぺんのプラスチックのカバーを外すとネジが
出てくる、これとカメラの下にあるメスネジは何故か合うのだ。
(と、思っているが、最近の物もそうかは、確信は無。)
「だから〜。傘ごと木などにくくり付けておけばいいのです。」

どうやってシャッターを押すか。リモコンが付いていれば問題ないが、無ければレリーズコードが必要。
カメラ屋にあるかも知れない。こんなモノです。

後は、ミカンにピントを合わせてメジロを、ひたすら待つ。
もっと綺麗に撮りたいと思うならカメラの取扱説明書を
ひたすら読む。

もっと芸術的に撮りたいと思うなら、雑多と想像される背景を隠し、メジロを“浮かび上がらせる”為に布などを下げる。
布の色によってはメジロが黒っぽく写るかも知れない
その際は、取扱説明書を隅々まで、ひたすら読む。

僕らレベルの撮影など極意などあろうはずは無い。
デジカメなら「数打ゃ当たる」ただ、ひたすらだ。




PHOTO

*3・4コマ目は、少し怪しげ、恐い写真です。
 意識の開放、危機対応の一助となればと想い掲載します。
 年齢・性別・老若を問わず自己責任でご覧下さい。

satuei.JPG
ミサゴ(魚食のタカ)を撮ろうと思い暗いうちに機材をセットした。
明るくなったら、何もいなかった。 
多久の山中にある池の端にて


inosisi.jpg
イノシシを撮ろうと思い明るいうちに機材をセットした。
暗くなって、ようやくイノシシが出てきた。
早いシャッターが切れず、ブレテしまった。  
小城の山中にて


daikonn.JPG
恋人の宝石を日々眺めながら語り伝えよ 愛の神はその宝石に忠実であることを 望んでいると
或る人がガーターベルトの金具に彫らせたという言葉です  
金立山麓にて

mamusi.JPG
時々こんな危ない輩にも出遭います。マムシです。
トグロを巻いていました。

或る元教授が
「今度見つけたら捕まえてくれ」とおっしゃっていたので
頭を棒で押さえ、グローブをした左手で掴み、木切れをくわえさせ  牙をすごき取り、ペットボトルを見つけて入れて、テープで蓋をして、自販機に寄り蓋も買い、底から10cm程まで水を入れた一升瓶に移し替えて、竹で栓をして保管。

或る元教授は数日後受け取りに来られた。
「牙折ったりして傷をつけてはいけない、そこから病気になっては上等のマムシ酒にならん」と教えてくれました。

ガラガラヘビやサイドワインダー等の毒蛇が棲息する地域で、8インチブーツが履かれるのは
彼らがジャンプするように上体をもたげて襲い掛かって来ても、8インチあればまず安全だからだという話を聞いた事がある。
帽子・グローブ・長袖・ブーツがあれば、まず大丈夫か?
いやいや!

「猟場で靴を履く時は、必ず振ってから履け」
「その場所にどんな危険があるか、事前に確かめて置くのが安全の第一歩。そうすれば、徒に恐れ、あらぬ怪我をすることはない」

逝った父の教えだ。


三瀬の山中にて捕獲

<ゆっつら〜と館 T>




シリーズ

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5.オオスズメバチ 6.ムクドリ+ことりのさえずり 7.ドバト 
8.スジエビ  9.ミツバチ 10.コゲラ 11.メジロ 
12.松原川の生き物たち号外-1  閉塞・停滞・混濁
13.大きな水槽が欲しい 14.松原川の生き物たち号外-2
15.アオサギ
16.松原川の生き物たち号外-3 撮影について
17.シジュウカラ  18.ツグミ
19.松原川の生き物たち号外-4 撮影機材について
20.カチガラス

<ゆっつら〜と館 T>

2008年01月30日

第30回 ゆっつら〜と街角大学

『平成19年度 卒業式』

場所:佐賀市歴史民俗館 旧古賀銀行内 浪漫座にて   

卒業式1


色々な思い出を語りながらのお茶の時間はいかがでしたか?

卒業式2


皆さんの、学びの場・出会いの場であるゆっつら〜と街角大学。お蔭様で本年度も無事に終了することができました。
1年間たいへんお疲れ様でした。

春にまた元気でお会いできますように。
posted by スタッフ at 16:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 街角大学

2008年01月29日

aosagi2.jpg
翼を広げると2m近くになるだろう かなり大型の鳥である
首を縮めて飛ぶのでツルとの見分けは容易   
この個体は大体北東に飛び去る 声は「グゥワー」 品は無い
大財橋北の東にある塒(ねぐら)に棲むと想われる


IMGaosagi.jpg
身づくろいをしている
松原神社の東太鼓橋(正式名称ではない)北にある楠の梢で
成鳥は灰色と黒のコントラストが顕著 後頭部の冠羽も見える




東の太鼓橋から派出所に至る辺りで時々見かける。
昨日は、川中に渡された竿石の上から魚を狙っている様子を
対岸から見ることができたが、晴天の日はあまり人を寄せ付けないようだ。

撮影の準備をしていなかったので、捕食の様子を見ることしかできなかった。
この日彼はいい食事ができなかった。主食とする30cm位までの魚はフナ、二ゴイの幼魚など、“いるにはいる” が気温9℃・水温4℃。魚たちも石の下から出てはこない。

コサギ(シラサギというサギはいない)など小型のサギは隠れた魚を追い出す“足技”を持っているが、リーチとパワーを過信してか彼にその技は備わっていない。

体重が1〜2kgの彼の胃袋は今日は空かもしれない。
5〜6月に巣立った雛が翌春を迎えられる確立は50%と聞く。
厳しい世界だ。

父と共に銃を担いで狩猟をしていた1970年代。クリーク・圃場周辺を終日歩いても彼らに出くわすのは稀だった。

警戒心が強く、人を忌避する彼らが生息するのは、山中、あるいは麓にある森に囲まれた大きな池か広大な干潟だった。
それをこんな身近で見ることができる。
安易に生息数の増加と喜んで良いものか。

「DDT・BHC・PCPなどの農薬が使用禁止になり魚族が回復、それを餌にするアオサギが増えた」との見方がある。
であるならば
トキもコウノトリの復活も容易であるはずなのだが・・・。


英名は Grey Heron  灰色のサギを意味する。だのに
どうして「アオサギ」なの?しごく尤も(もっとも)だ。

緯度の違いによって?
リンネ一派が又しくじったか?

浅学を晒すが、「アオ」とは「白でもない黒でもない」色を指したようだ。
「青い体験」「青二才」「青女房」この辺りは未成熟などと解釈して遠からずとも思える。
「白人」⇒「素人」「黒人」⇒「玄人」これらの中間に「青」があるとの類推である。
蛇足で、しかし。
「青々とした緑」「アオガエル」「青」「蒼」「緑」「翠」「碧」に至っては、混乱するしかない。

○○青果で売っている「耐病青首総太り」?

○○青果では病に耐え、首の部分が青い、身が総じて太い品種の大根を売っているのだ。

グリーンとブルーも明瞭ではない。
鳥類でいえば、マガモのオスは首が光沢のある翠に近いグリーンなのに「アオクビ」とも呼ばれる。

言葉・文字には新出の事物を表す説明責任がある。
或る時期、モノと文字のリンクが切れたか?
ミッシングリンクとは違うなぁ!

この辺りの錯綜を解いて下る方がおいでであれば
是非助けて頂きたい。

今夜も駄文におつきあい下さり有難うございます。


<ゆっつら〜と館 T>



シリーズ

1.ヤリタナゴ 2.ツチフキ 3.ニゴイ 4.トウヨシノボリ 
5.オオスズメバチ 6.ムクドリ+ことりのさえずり 7.ドバト 
8.スジエビ  9.ミツバチ 10.コゲラ 11.メジロ 
12.松原川の生き物たち号外-1  閉塞・停滞・混濁
13.大きな水槽が欲しい 14.松原川の生き物たち号外-2
15.アオサギ 16.松原川の生き物たち号外-3 撮影について
17.シジュウカラ  18.ツグミ
19.松原川の生き物たち号外-4 撮影機材について
20.カチガラス